樹木希林さんが遺した言葉
2018年9月25日
こんにちは、セカンドスクール事務局です。
先日、女優の樹木希林さんが他界され、
大きなニュースとして報じられました。
晩年まで映画やCMに出続け、コミカルな演技から
シリアスな役まで幅広くこなし
慕われていた樹木希林さん。
その樹木希林さんが学校に行けずに悩んでいたり、
自ら命を絶つことまで考え、
思い詰めてしまった子供たちに向け、
あるメッセージを遺しました。
訃報に伴い、改めてこのメッセージが取り上げられることも多く
『元気づけられた』『勇気を持てた』など
多くの共感を呼んでいます。
今回、全てのメッセージを載せることは
著作権などもあるためできませんが、
一部分のみを引用し、ご紹介させていただきました。
この言葉によって悩んでいる多くの子供たちが救われ、
元気づけられることを望んでいます。
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<「おはよう、今日から学校だね」って
笑顔で言葉を交わすとき、「私は学校に行きたくない」ということを
考える気持ち、何となくわかります。
学校に行かない日もあったけど、父は決まって
「行かなくてもいいよ、それよりこっちにおいで、こっちにおいで」って
言ってくれたの。
自分が存在することで、他人や世の中をちょっと
ウキウキさせることができるものと出会える。
そういう機会って絶対訪れます。
私も全身にガンを患ったけれど、大丈夫。
私みたいに歳をとれば、ガンとか脳卒中とか、
死ぬ理由はいっぱいあるから。
無理して、いま死ななくていいじゃない。>
<2015年8月 山口県で行われた樹木希林さん基調講演より>
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最後となりますが、
樹木希林さんご冥福を心よりお祈り申し上げ
今回のコラムとさせていただきます。