運動プログラム
座学を通じて学べること
2021年7月6日
今日は朝からどんよりとした雲に覆われていました。
日中は陽射しが差し込む時間帯もあり、暑さを感じた1日でした。
ここ数日雨が続いていましたが、雨が降らなかっただけでも過ごしやすさが違いますね。
明日からはまた雨模様となるようなので、晴れた際には雨天時にはできないことに積極的に取り組んでいきましょうね。
運動が大好きな生徒達。
今日はお世話になっているジムトレーナーの方が来校しました。
本格的な運動メニューは生徒達に大変人気です。
基礎体力をつける為の筋力トレーニングなどを中心に身体を動かしていますが、今日はいつもと違う形式をとり、座学を行いました。
身体を動かすことだけが運動プログラムではありません。
何の為の運動なのか?
身体のどこの部分を鍛えれば、どんな効果が現れるか?
知識を得ることが好きな生徒達は熱心に聞き入っていました。
また、「どうやったら早く走れるか?」というお題を用意し、
何でもいいから思ったことをホワイトボードに書いていきました。
実用的な意見もあれば、意表をつくような面白い意見も飛び出し、みんな笑顔で参加していました。
考えることの重要性、仲間同士の意見交換は日頃の部屋ミーティングの際にも発揮しています。
だからこそ、場面や内容が変わったとしても多くの意見が出すことができますね。
そして、みんなが出した意見にが補足を入れて具体性を持った話をしていただきました。
すぐに取り入れられることは早速、実践してみよう!
実用が難しい意見なども、なぜ難しいのか?
ただダメではなく、効果が薄いから違う方法を取り入れたほうが良いと、わかりやすく丁寧な説明に生徒達は「なるほど!」と理解することができていました。
たくさんの意見と、ジムトレーナーの方の知識から導き出された方法は「ストライドを長くして地面との設置時間と対空時間を長くする」というものでした。
身体の作りも学ぶことができ、生徒達は嬉しそうでした。
座学の後の運動も、いつも以上にやる気が出ていました。
身体の仕組みを知り、どんな効果があるか理解した上での運動は、また違う想いで取り組むことができますね。
運動が与える心の効果。
運動が与える身体の効果。
心身共に成長できる機会に、充実した表情を見せていました。
早く、屋外での運動で実践したいとのことで次の運動が楽しみだという声が多数上がっていました。
どんなことにでも言えますが、やる気を持って取り組むことで結果は変わってきますね。
学んだこと、身につけたことを実践し、自身の成長に繋げていきましょう。
今日はいつもよりも湿度が高く、ムシムシとしていました。
こういう日はサッパリとしたいと思うのはルカも同じですね。
午後の時間を使って、ミツノリとトリテツがルカのシャンプーをしてくれました。
生徒達はみんなルカのことが大好きです。
だからこそ、たくさんの愛情を注いでいます。
トリテツが初めてスクールに来た際、到着するなり駆け寄ったのはルカのところでした。
初めての対面でもきっと通じるところがあったに違いありません。
集団生活をスタートさせてからはルカと触れ合う時間が楽しみになっています。
動物と触れ合うことで生まれるリラックス効果は抜群ですね。
梅雨が明けたら散歩にもゆっくりと同行したいと笑顔で話していました。
新たな楽しみを通じて感じることも増えそうですね。
【本日のトピックス】
7月3日の午前中に静岡県の熱海市で発生した土砂崩れ。
甚大な被害が出た地域の方々、被災した方々のお見舞いを、そして犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
災害の恐ろしさに胸を痛め、自然災害の恐ろしさを改めて痛感致しました。
セカンドスクールでは今まで場所を問わず、数々の被災地復興ボランティアに参加させていただきました。
ちょうど3年前、、、
西日本の広島県を中心に甚大な被害が出た西日本豪雨。
あの災害の際にも現地で被災地ボランティアをさせていただきました。
テレビや新聞では伝わらない、リアルな現実を目の当たりにした時、言葉を失ったことは今でも忘れません。
困っている人がいる、、、
自分達がやらなければ!
あの時抱いた想いは、その後の令和元年東日本台風の被災時にも活かされました。
大変な作業であっても、誰一人として弱音を吐いた生徒はいませんでした。
被災した方々の方がもっと大変な思いをしている、、、
だからこそ、自分達ができることに全力で取り組むことができました。
生徒達をはじめ、校長、施設長、スタッフの活力となったのは被災された方々の感謝のお言葉と笑顔です。
大変な思いの中での温かい笑顔、、、
これほど励みになった笑顔はありませんでした。
あの笑顔は忘れません。
「ボランティア活動をしているのではなく、ボランティア活動をさせていただいている」
この精神は今も引き継がれています。
今回の熱海市の被災地ボランティアに関しても行政と連携をしています。
もちろん、現地で活動する上で生徒達の安全第一が最優先です。
また、コロナ禍ということもあり慎重に進めていますが、生徒達からはボランティア活動をさせていただきたいという声がたくさん上がっています。
今までのボランティア活動で培ってきた貴重な経験を活かすことができればと、生徒・スタッフ一同共に切に願っております。