short note: Japan IT Weekセミナー4本

2023年10月25日

 

インプットの時間です。

 

Japan IT Weekセミナー4本
10月25日 幕張メッセ

以下メモ書き。

 

不確実な時代を勝ち抜く、データドリブン経営
顧客起点の営業戦略 アカチャンホンポのデータドリブンマーケティング
(株)赤ちゃん本舗 取締役執行役員 マーケティング本部長 土師弘明氏

 

・ベビーマタニティ業界の現状
・1997年→2022年
・婚姻数、77万件から50万件に
・出生数36%減少
・共働き44%から68%に
・市場規模80%に減少、右肩下がり
・お客様は赤ちゃんのそばにいる方
・少子化で苦しいだけでなく伸び始めている業界
・400坪平均売場
・創業90周年
・126店舗38都道府県
・従業員数4000人
・会員売上比率87%
・登録シェア55%
・20年以上前から顧客管理
・アカチャンホンポはまず顧客
・顧客をベースに中期経営計画を推進
・LTVは初動1年が最大、その後だんだん
購入が減っていく構造
・妊娠初期から中期に掛けて
・妊娠後期から産後すぐ
・退院後〜生後半年
・生後半年〜1歳まで
・出産予定日がわかればいつ、どのような商品が必要かデータで捕捉できる
・本人の気付きより早くお伝えできる
・出産予定日起点のマーケティング
・目的、Fan化
・長い間顧客を引き留めることはできない、新規Fanを増やす
・User fan fandam
・認知、機能、情緒、自己表現、伝達
・アプリで情報提供
・マタニティアドバイザー
・顧客体験CX
・意思決定をデータを元に行うこと
・大切なのは「感情・個人の思い・ノイズ」を消すこと
・データを準備する順番 1整える、2見える、3言える、4使える
・使う側の都合が排除できるか、ノイズが消えているか
・出産準備用品が気持ちでは優先、しかし産後コモディティ商品がデータでは優先
・データレイクに蓄積データを集めて顧客解像度を上げる
・カテゴリー毎に購入のタイミングがわかりそれに合わせたアプローチ 可視化
・データ分析し特微量を抽出しスコアを出す
・距離の違いでLTVにどんな差が出てくるか
・見える化→言える化
・赤ちゃんのいる暮らし研究所 情報を整え、見える言えるを実現
・ファンになってもらうためのデータ分析
・妊娠初期は未知の世界。専門家と共創
・中期以降は購入点数が増える。マタニティアドバイザー
・生後6〜9ヶ月で一生に一度の記念 来店動機へ
・財務 データドリブンで収益の拡大
・非財務 子育て総合支援企業
・ブランディング、プロモーション、CX、エンゲージメント

 

 

生成AIが見据えるビジネスの未来
自動化の自動化:生成AIが切り拓く未来
(株)シナモン 代表取締役Co-CEO 平野未来氏

 

・シナモンAI
・シナモンは元々OCRの会社
・ナレッジハブ技術
・DXの3大課題は人材、ビジョン、現場浸透
・人材 研修、トップ人材採用 ビジョン 立案
・ホメオスタシスは脳にも起きている
・組織ホメオスタシス
・途中頓挫あるある
・人材 経路依存性の罠
・ビジョン 未来像と現在位置のギャップ
・現場浸透 非連続のジャンプが困難
・業務改革型DXの途中頓挫はロングテール業務で起きる
・ひどい場合は経営側がビジョンがなくそれで良いと思っていること
・Kotterの8ステップは長期ビジョンには向かない
・危機意識は短期にエンゲージされやすい
・組織内影響力とデジタル人材のギャップ
・根深い根本原因は精神論を信奉する気持ちにある
・短気な世の中に
・「ぱっと見明らか」に100%振り切ることが大事
・楽しくあることが大事
・本質的な価値の追求をぱっと見に寄せるのが組織変革の鍵
・ぱっと見による組織変革は4つ
・1 PoC+デモ
・2社内だとしてもインターフェイスに投資
・3ダッシュボードによる効果の徹底した見える化
・4パーパスの世界観を映像化 言語だけでは直感理解できない
・徹底した可視化とロングテールへの仕込みの2つを同時並行に
・自動化のジレンマ ROI 投資対効果のジレンマ
・ほぼ全ての業務はロングテール
・自動化の自動化 自動化自体が自動化される 自動化設計コストを極小化
・手動での自動化
・ナレッジ集約、AI設定
・ナレッジ抽出AI
・プロンプト生成AI
・プロンプト生成&強化学習
・ナレッジグラフ 概念理解
・参照元の表示
・見た目と仕込みが大事
・危機感ベースではない
・変革推進チームの結成
・ビジョン策定
・成果共有

 

 

生成AIの衝撃、ChatGPT / LLM(大規模言語モデル)の戦略的活用
デロイト トーマツ コンサルティング(同) 執行役員・パートナー アジア太平洋地区 先端技術領域リード 森正弥氏

 

・Deloitte AI Institute
・AIの組織的活用とガバナンスが重要
・1全社導入、2業務システム連携、3顧客対応強化、4独自LLM開発
・全社導入は多くの会社が達成済
・音声合成、アバターによる顧客対応
・高度なアバターを介したインタラクションを実現
・広告の生成 アリババ、サイバーエージェント
・商品説明文の生成 楽天
・コード生成の自動化は大きな特徴の1つ
・大手企業は積極的利用を表明
・アイデア壁打ち、要約、ノウハウ共有、エンジニアリング強化、業務自動化、問い合わせ削減
・攻めの生成AI活用
・幅広い業務で適用可能と想定されている
・自動応対やデザインで適用
・稟議書の作成 16時間が6時間20分に
・個人の生産性向上
・財務分析や株価予測等、高度な活用も可能、市況予測
・質問の回答を株価予測に反映して可能
・活用推進、分析、ガバナンスの3つの観点からGPTをラップしたウェブインターフェイスを提供している
・GPTを利活用した様々なパターンを検討
・有用な回答を得るには社内検索エンジンを活用して近しい文書を探したり、要約して実現
・RAG
・To-Beのストラクチャー
・単能工が多能工に
・顔認識する顧客対応
・ブルームバーグも独自LLM
・製薬業界も大規模LLMがメインストリーム
・1自社、2顧客、3エコシステム
・3Dimentions

 

 

人間拡張がもたらす未来の社会
人間拡張技術と産業・社会・人類の未来
国立研究開発法人産業技術総合研究所 情報・人間工学領域 フェロー 兼 人間拡張研究センター長 持丸正明氏

 

・人間拡張 人に寄り添い、人を高める技術
・環境・道具が心身能力を拡張
・身体機能拡張
・コミュニケーション拡張
・感覚機能拡張
・認知分析機能拡張
・産総研の人間拡張研究
・介護、健康、労働 人間拡張技術として融合
・ウェアラブル個体電池+センサ
・フレキシブルセンサデバイス
・印刷するひずみセンサ、圧力センサ
・E-Mask マスク型デバイス 読唇術
・脱力センサ 立位・座位姿勢での筋の共収縮
・柏の葉イノベフェス 人工筋肉+プロテウス効果
・人工筋肉スーツ
・アバターに感情が引きずられて予想以上の力が出る 火事場のクソ力
・要介護2で歩行器を使うと改善
・IoT化されたロボット介護機器=生活支援+生活センシング
・介護サービスの質の維持と効率化
・SOMPO高効率介護サービスプラットフォーム
・介護記録の自動化
・担当リスク評価と予防技術
・コマツ 産総研HA連携研究室
・オペDX
・オペのスキルを拡張
・建設機械の遠隔操作によるスキル向上
・メタバースと人間拡張
・仮想空間を使った業務トレーニング
・仮想環境と仮想顧客 アバター
・VRによる接客業務トレーニング
・多感覚XR-AIによる遠隔リハビリ
・融合身体 ハプティックリターゲティング 同種・異種互恵ケア
・MR3(エムアールキューブ)ウェア
・拡張体験デザイン協会
・人間拡張研究のフレームワーク
・要素技術、センサからデザインまで
・インターバース
・ユニバースとメタバースの間
・両者を繋いで価値を拡張する
・バーチャルエコノミーのタッチポイントを獲る
・アメリカ IT
・ドイツ 製造業DX
・人類は5万年間、生きるのが精一杯だった
・100年で飽食、長寿命になった、新たな課題が生まれた
・遺伝子は20年に1回しかかわらない→心身拡張で問題解決
・5万年間、一生涯で出会う人は150人程度 多様性なんかない、遠い未来のことを実感できない
・人類のアップグレード
・持続可能な社会 インターバース 人口減少を乗り切る
HARCS2023 11月20日 9:30-17:30
インターバース時代におけるウェルビーイング拡張