生活の様子
潜在能力
2021年8月17日
今日も朝から分厚い灰色の雲が空に広がり、雨が降ったり止んだりと落ち着かない天気でしたが、午後からは久しぶりに太陽の陽射しを浴びることができました。
昨日より気温があがったことにより、ムシムシとした暑さになったので、水分補給はこまめに行いました。
明日は好天に恵まれる予報なので洗濯物の心配もなくなりそうですね。
先日、集団生活をスタートさせたソラ・テツ・ハチ。
3人に限らず
他人と関わりたくない、、、
1人の方が気楽でいい、、、
うまく馴染めるか不安、、、
合流して集団生活を始めるにあたり、1歩を踏み出すことができない生徒もいます。
しかし、自分と向き合うことで「頑張ってみよう!」
勇気を出して集団生活の扉を自らの手で開けた子供達。
あれだけ集団生活が嫌だと話していましたが、入寮間もなくして、すでに頭角を表し始めています。
わからないからやらない。
誰かが教えてくれるまで待っている。
ではなく、自分からわからないところを質問します。
先輩の仲間は頼られていると感じ、より親切に教えてくれるようになります。
テツもジオウに風呂掃除のやり方を聞き、ジオウもわかりやすく丁寧に教えてくれていました。
このやりとりを遠巻きに見ていて、もの凄く温かいものを感じました。
普段は見ることができない内に秘めた、自身の能力の可能性である潜在能力。
潜在能力を発揮することで、さらに上昇する可能性がありますね。
成長を実感する機会も多くなります。
我々スタッフも生徒達に教えているようで、我々が生徒達から学ぶことが多いのかもしれません。
子供達の潜在能力は計り知れませんね。
午前中は運動プログラムを実施しました。
天候の影響で屋外での運動はできなくても、室内のトレーニングで基礎体力をつけることに重点を置いたトレーニングを行いました。
回数をこなすトレーニングではなく、時間を使ってのトレーニング。
短時間の運動を繰り返すことで、取り組みやすくなり達成感もより多く味わうことができますね。
無理はせず、生徒1人1人にあったメニューで身体をしっかりと動かし、体力をつけていきます。
以前は運動は苦手と話していた、ぐっさん。
始めのうちは大変と感じることも多かったようですが、運動プログラムをこなすうちに体力が元に戻り、身体を動かすことも楽になったと実感しているようです。
自身が感じる変化は更なる意欲を引き出してくれますね。
これからも日々の取り組みや頑張りを積み重ねていきましょう。
【本日のプログラム】
セカンドスクールの生徒達は当番の役割を通じて、新たなことを身に付けたり、意識の変化に繋げています。
調理実習を通じて、新たな発見や楽しみを知ることができますが、責任感や時間管理、思いやりの気持ちを身に付けることもできています。
昼食の用意をしていたクー。
決して楽ではない調理工程でも、みんなからの美味しいという声や笑顔がやる気となり責任感を持ち、調理にあたっているようです。
また、時間内に配膳まで終わらせられるように時間配分を計算することも忘れません。
あっちゃんもクーとの連携プレーを意識し、効率良く進めていました。
相手が次に何をしようとしているか?
何を必要としているか?
思いやりの精神を持って取り組むことで、協調性も自然と育まれますね。
当番で身に付いたことを発揮することはもちろん。
仲間達に教えること・伝えることも当番としての役割です。
学んだことをみんなで活かせるように
ぐっすり休んで
明日も元気に頑張ろう!