生活の様子
1ヶ月の振り返り

2021年4月30日

夜遅くまで降り続いた雨も止み、今日は朝から雲ひとつない綺麗な青空が広がっていました。

日中の気温は25度までグングン上がり、真夏日となりました。

しばらくは好天が続きそうなので気分も嬉しくなりますね。

 

 

気が付けば4月も終わりです。

学業復帰を目標としている生徒達にとっては新たな学年となった特別な月であり、気持ちも引き締まったに違いありません。

生活する上で生徒達が重んじている目標設定。

プログラムでの目標・毎日の目標・1週間の目標・1ヶ月の目標・1年の目標。

幅は様々ですが、目標を達成できるように工夫をして取り組んでいます。

どの様にすれば達成できるのか?

考えることもトレーニングの1つ。

時間をうまく使うことや取り組み方など、考えることはたくさんあります。

もちろん、考えたことはすぐに実践。

うまくいく時もあれば、時には失敗することもあります。

しかし、失敗を教訓にどうすれば良かったのか?これからどうするか?

振り返りをすることで、また1つ成長することができますね。

何もしなければ、何も始まりません。

もちろん、何か変化をつけなければ、何も変わりません。

生徒達は寮生活の中で自分自身と向き合いながら、日々成長しています。

明日からの新しい1ヶ月も有意義な毎日を過ごせる様に、今、できること・やらなければならないことに全力で取り組んでいきましょうね。

 

 

1ヶ月の生活を振り返り自己評価シートの作成を行なっています。

ミツノリは日々、学んだことなどをまとめたノートを活用していました。

振り返りをする大切さを知っているからこその取り組みですね。

複数の項目を5段階で自己採点し、どの様な生活を送ってきたのか自身と対話をします。

先月と比べ、ワンランク上の評価にした生徒・現状維持の生徒・ワンランクダウンしてしまった生徒、それぞれの取り組み方で結果も変わってきます。

 

 

初めてシートに記入したワンオクと えーちゃんは仲間に記入の仕方を教わっていました。

仲間の優しさは様々な場面で発揮されますね。

2人ともわかりやすく教えてもらい嬉しそうでした。

自分の評価をより良くする為に挑戦することも大切ですが、できていることを継続することも大切です。

しっかりと自身と向き合い、次のステップに繋げられる様に取り組んでいきましょうね。

来月はどんな1ヶ月にするか新たな目標を設定し、達成できる様に努力していきましょう。

5月はみんなにとってどんな1ヶ月になるのか楽しみですね。

 

 

セカンドスクールが卒業生を対象に実施しているスクーリング制度。

昨日はハヴィが来校しましたが、今日は卒業生のイエローが来校しました。

この春、新生活をスタートさせたイエロー。

学校には無遅刻・無欠席で通学し、新しくできた友人との関係も良好で楽しい学校生活を送っていると嬉しそうに話してくれました。

学校ではダンス部に所属し、部活動も週5日でがんばっているとのことです。

また、アルバイトもしてみたいと意欲的な姿勢を見せており、充実した生活を過ごすことができています。

寮生活で学んだこと・身に付けたことが役に立っているようで、経験の1つ1つが自信に繋がっているようです。

楽しそうに話をしてくれるイエローは、寮生活よりも素敵な表情をしていました。

次回のスクーリングではどんな嬉しい報告を聞くことができるか楽しみです。

 

【本日のトピックス】

今日、4月30日は「図書館記念日」です。

1950年(昭和25)年4月30日、図書館法が施行されたことにちなんで日本図書館協会が制定しました。

この法律によりサービスとしての公共図書館の機能、無料原則がうちたてられ、日本の近代的な公共図書館の礎が作られました。

セカンドスクールの生徒達のお気に入りの場所である図書館。

毎回素敵な本と出会うことができる機会を楽しみにしています。

 

 

元々、活字を読む習慣がなかったという生徒もいますが、今は漫画よりも小説を読むことが楽しみだと話してくれる生徒もいます。

挿絵が少ない分、想像力を働かせる練習にもなりますよね。

また、学習プログラムの際の教材としての本を借りる生徒もたくさんいます。

専門的な知識を学べることもあり、目指している職種の本は何度も読み返すほどです。

読みたい本を毎回借りることができ、生徒達は喜んでいます。

素敵な本との出会いをこれからも大切にしていきましょうね。

 

【本日のクローズアップ】

セカンドスクールの寮生活を通じて社会復帰を目標としている生徒がたくさんいます。

就職という明確な目標を掲げ、日々の生活の中で社会に出るにあたっての準備・自立する為の準備など様々なことを身に付けています。

自動車関係の仕事に就きたいという目標を持っているゴマ。

特に就労支援の一環として実施している実務的な職業体験では専門的なスキル・知識を学ぶ機会となり、更に真剣な表情で意欲的に取り組んでいます。

着実に経験値を増やしていますね。

 

 

引きこもっていたあの頃は両親に反発し、入寮後も仲間との適度な距離感が掴めず荒れてしまった時もありました。

しかし、親元離れた生活で両親の愛情に気付き、寮生活で仲間と大切さに気付き、今は輝かしい未来に向け共に歩んでいます。

以前は意地をはってしまったこともありましたが、寮生活を通じて柔軟な考えを身に付け、苦手意識の克服にも積極的に取り組んでいます。

社会復帰をし、自分自身の幸せを掴む為にもスクールライフで学んだことを存分に発揮し、これからもしっかりと前を見据えて進んでいきましょうね!