軽作業プログラム
集中力向上

2020年9月17日

今日も朝から雲が広がっていましたが、薄い雲ということもあり明るさがありました。

明日は気温が35度近くまで上がるということで、まだまだ熱中症には気をつけてこまめに水分補給をしましょう。

 

 

午後は先日から取り組んでいるウクレレケース作りの軽作業プログラムを実施しました。

細かな作業が得意な生徒達。

今まで裁縫の経験が少なかった生徒も、着実にスキルアップし、集中力をつけるトレーニングにもなっています。

幅をできるだけ狭い間隔で縫うことで頑丈性も増し、一定方向に丁寧に縫うことで仕上がりの見栄えも変わってきます。

 

 

ラッキー・ブウ・イエローも作るからにはイイ作品を作り上げたい!

そんな想いも後押しし、針先に意識を集中させ作業を進めていました。

 

 

ヒロも裏地から表にかけて丁寧に縫っていました。

表から見えないところの作業も惜しみません。

ハヴィも布切れでDIY小物を作っていました。

独創性のある作品を作ることも楽しみの1つですね。

 

 

ミケとゴマも順調に作業を進めていました。

社会復帰を目指している2人。

黙々と作業をこなす姿は職人さながらの心意気でした。

素敵な作品完成まであと少し。

最後まで丹精込めて作り上げましょうね。

 

 

午後プログラム終了後、夕飯までの時間を使ってヒロ・ハヴィ・ミッキーは学習室で受験勉強をしていました。

少しの時間でもできることに取り組む姿勢は素晴らしいですね。

学力試験をしたことで取り組む意識も変わってきている様です。

娯楽など楽しいことも少し我慢して勉強すること心持ちはとても大切です。

いい結果に結び付けられる様、がんばっていきましょう!

 

 

セカンドスクールの寮生活で子供達が暮らしに必要なことを身につける機会がたくさんあります。

中でも節電と節水への取り組みは特に気を付けています。

自宅にいた頃は付けっぱなし、流しっぱなしにしてしまい怒られてしまったということもあったのではないでしょうか?

いつか独り立ちした時に、節電と節水の大切に気付く時がきます。

光熱費を抑えることも重要ですね。

 

 

また資源の無駄遣いという環境への配慮にも繋がります。

なぜ節電・節水をしないといけないのか?と考え、繰り返し取り組むことによって改善へと繋げています。

元々、節電・節水に取り組んできた生徒達は模範生として生活を送っています。

習慣になっていなかった生徒も、模範生となる日がやってきますね。

 

 

【本日のトピックス】

生い茂っていた緑のトンネルも季節の変わり目でルカの散歩道にも落ち葉が目立ち始めました。

1ヶ月前には蝉の大合唱が響いていた並木道も今は静寂が訪れています。

 

 

あっという間に過ぎていく日常の中でも生徒達は少しずつ前へと日々成長しています。

少し前まではできなかったことも寮生活で仲間と過ごすことで身につき、新たなことにも取り組みたいと意欲的な気持ちを持っています。

子供達はできないのではなく、やり方がわからないことがたくさんあります。

やり方を1から学び「できた!」を繰り返すことで、成長を実感できますね。

緑のトンネルの葉がなくなり本格的な冬が訪れる時。

みんなどのくらい成長しているのか楽しみです。