イベント
水引づくり

2020年6月22日

今日は1日中冷たい雨が降り続け、気温もだいぶ下がり涼しさを感じる1日でした。

気付けば6月も後半に入りました。

昨日の部屋ミーティングでは1週間・1ヶ月の目標の振り返りをしました。

日頃から取り組んでいることの確認をし、目標達成へと繋げます。

 

 

仲間との意見交換はとても重要です。

以前は言いたいことがあってもなかなか言い出せないこともあったことでしょう。

しかし、今は仲間と共に目標を達成したいという気落ちを持つことができ、自分たちの生活をより良い方へと導いています。

 

 

寮生活の中で社会性を学ぶ機会にもなっている部屋ミーティング。

回を重ねる毎に新たな取り組みや提案が出る有意義な時間になっています。

 

 

生徒達が毎月楽しみにしているイベント。

昨日は6月のイベントとして『水引づくり』を実施しました。

ご祝儀などお祝いの際に使われる水引。

水引の歴史を遡ると、飛鳥時代に遣隋使の小野妹子が帰国した際に隋から天皇への贈り物に紅白の紐が掛けられていて、それ以来、宮中での献上品を紅白の麻紐で結ぶ習慣が広がり、これが起源になったと言われています。

また航海の無事を祈ったお守りとしても使われていたという説もある様です。

 

 

今まで見たことはあっても実際に使ったことはないという生徒がほとんどでした。

自分だけの水引作りは貴重な体験ですね。

それぞれ想い想いの色の紐を手に取り、結んでいきました。

 

 

生徒達は手先が器用で細かい作業が得意なので、みんな集中して取り組んでいました。

初めての作業でもすぐにスキルを習得します。

編むことの楽しさはやりがいに繋がりますね。

マメ・リムル・ピポ・ハヴィは集中して水引を編んでいました。

 

 

モンブランも1度コツを掴んでからはどんどんスピードが上がっていました。

作品を作る楽しさも合わせて学ぶことができますね。

 

 

こだわりを持って作業を進めていたアイス。

難しければ難しいほどやる気になる様です。

通常の編み方にアレンジも加えて編んでいました。

ゴマも編み方のコツをアイスに聞いていました。

アイスのわかりやすく丁寧な教え方で、うまくできた様でとても喜んでいました。

 

 

今回作った水引はみんなが大好きなウクレレのアクセサリーにもなるんです。

芸術的で素敵な作品は相棒を更に彩ります。

 

 

たくさんの個性溢れる作品ができあがりました。

完成までの道のりは思う様に編めず苦労もしました。

しかし、完成した時の達成感は掛け替えのない瞬間です。

「大変だったけど、やってよかった!」

「思った以上にうまくできた!」

「贈り物をする際に、ぜひ一緒にプレゼントしたい!」

生徒達から嬉しい声を聞くことができました。

今回のイベントも生徒達にとって素敵な想い出になりました。

次はどんなイベントが待っているか楽しみですね!

 

 

いつもより肌寒さを感じたのはルカも一緒です。

いつもは暑さから小屋から出て寛いでいますが、今日は小屋の中で暖をとっていました。

思う存分の散歩ができない雨の日はルカにとって少し物足りなさも感じていたかもしれません。

しかし、子供達の愛情があれば気分は晴れやかになります。

もっと撫でて!と言わんばかりに尻尾を振っていました。

みんなもルカも風邪を引かない様に気を付けましょうね。

 

【本日のトピックス】

セカンドスクールでの寮生活で様々な当番がある中で、新たな係が誕生しました!

それは『天気予報係』です。

梅雨で雨が多いこの時期。

乾きにくい洗濯物にいつも以上に生徒達は天気予報を気にかけています。

 

 

ラジオやテレビなどで知ることはできますが、生徒が発進し生徒に伝える大切さを学んでもらえればと思います。

また責任感も身につきますね。

これからも生徒が活躍できる場をたくさん設けていければと思います。