生活の様子
持続性
2020年5月8日
セカンドスクールで過ごす生徒達は各プログラムに目的意識を持って取り組んでいます。
各プログラムではたくさんの知識やスキルを習得をし、共同作業で生徒間のコミュニケーションにも繋がります。
引きこもっていた頃は進んで身体を動かすことはしなかったかも知れません。
運動プログラムでは生徒それぞれの体力を考慮し、個人に合ったトレーニングメニューで体力回復・体力向上を目的に取り組んでいます。
最近は新型コロナウイルスの感染予防の為、室内運動で筋力トレーニングなどを中心に取り組んでいます。
筋力トレーニングでつけた基礎体力は、他のプログラムでも活かされます。
農作業プログラムでは畑の手入れなど力のいる作業、除草作業で持久力として発揮されます。
プログラムで学んだこと・身に付けたことを他のプログラムでも取り入れられるサイクルを構築しています。
トレーニングでは各運動でこなした回数・時間を計測し、自身の体力の把握することで目標を立てやすくしています。
前回よりも1回でも多く、、、
「できた!」を積み重ねることで向上心を持ち充実感を味わう事ができます。
どんなことでも持続性を持って取り組む事が大事です。
運動プログラム以外でも自主的にトレーニングをする生徒がたくさんいます。
マメも就寝前に腕立て伏せをしていました。
日々の積み重ねで以前よりも筋肉量が多くなったと実感している様です。
「目に見える結果が出ると更に続けたくなる」と話していました。
継続した分は必ず結果として表れます。
他のプログラムや生活における様々な場面でも持続性を持つことで充実した日々を送りましょう。
『継続は力なり!』
今日も2羽の共同作業で燕の巣はどんどん大きくなっています。
朝から親鳥は忙しそうに飛び回っていました。
少しずつ巣が出来上がっていく様子に洗濯物を干す際、生徒達は足を止めて見惚れていました。
【本日のピックアップ】
セカンドスクールでの生活で様々な体験を通じ意欲的に活動する生徒がたくさんいます。
レヴォもその1人です。
持ち前の優しい性格で仲間と助け合い、協調性も育んでいます。
作業などの募集を募った際も率先して挙手をしてくれます。
「どんなことでもやってみたい!」という気持ちを持つことで吸収量も多くなります。
先日の木工作業でも仲間から教わったことをしっかり理解し、丁寧な作業をしていました。
以前は好きな読書に費やす時間が多かった様ですが、集団生活の中で仲間と触れ合う時間の楽しさに気付き、フリータイムではウクレレやボードゲームでより良いコミュニケーションをとっています。
誰かと話すことが嫌だった、、、
そう思っていたレヴォはもういません。
寮生活での初めての体験。
好奇心を持って活動することで退屈と感じていた日々も充実した日々に変わりました。
どんなことにでも真剣に取り組み、自身の成長に繋げています。
仲間の大切さにも気付いたことで、今という時間を楽しんでいます。
1人ではできないことも仲間がいれば大丈夫!
壁が立ち塞がっても仲間と共に乗り越えていきましょう!