ボランティア活動
2018年9月6日
こんばんは。
セカンドスクールのサポーターの
ニシザワです。
幸いにも昨日の台風の影響はほとんど受けず
被災地にも台風一過の青空が広がります。
今日も朝早くからボランティア活動を開始しました。
背中からはやる気がにじみ出ています。
たくましさが確実に備わってきています。
今日の作業場所は民家に流れ込んだ土砂の除去作業です。
家の前にはすでに土砂が取り残されていました。
家の中は更に大量の土砂が…
災害の甚大な被害が伺えます。
何もかもを飲み込んだであろう
流れ込んできた土砂
全て除去しなくては
安全な生活は戻って来ません。
ボランティアスタッフの方々の
説明を受け
安全第一の作業開始です。
家の中の至る所に
土砂が蓄積しています。
土砂の上での土砂の除去作業は
とても大変です。
シャベルですくってもすくっても
一向に減りません。
あまりの量の多さに
気が遠くなりますが
作業をしている仲間から
やる気と元気をもらいます。
お互いを励まし合う作業
自然と疲れもどこかにいってしまいます。
差し入れの品が
更にみんなを奮い立たせます。
何が何でも終わらせてやる!
そんな意気込みが伝わってきます。
テレビの画面でしか伝わらなかった惨状も
実際に見ると
悲惨な現場に目を覆いたくなりますが
そんな弱気なことは言っていられません。
コジマ校長自らが先頭に立ち
1輪車を操りみんなを引っぱります。
コジマ校長の男気溢れる
背中を見つつ
パワーをもらい
我もと、後に続きます。
女子生徒の運び出しには
男子生徒が付き添い
助け合いながらの作業を心掛けました。
汗と土砂でドロドロになったユニフォーム
いくら汚しても
背中の『second school』の文字は
消えません。
みんなのがんばりがあり
日没の作業終了時には
あれだけあった土砂も消えました。
確かな達成感を感じつつ
作業を終了しました。
今日も夕食前に1日を振り返っての感想を発表しました。
ちこ『今日も無事に作業ができてよかった』
リョク『被災された方の家を見た時に、昨日以上に今日もがんばらなくては!と思った』
クッキー『まだまだやることはたくさんあるのに時間がなくてできずに悔しかった』
レモ『昨日よりも作業ががんばれてよかった』
グン『午前中は疲労があったが、午後は巻き返すことができた』
ヒロ『明日も体調管理に気をつけてがんばりたい』
サッキー『ボランティアの人々も支え合って活動していることに感銘を受けた』
マー『被災された方の大変さを改めて実感した』
テトラ『集中して、楽しくボランティア活動をすることができた』
シマ『地元の方からの差し入れに誰かの為の行動は、嬉しいことになって自分に返ってくると感じた』
あり『力仕事が大変だったが、やりがいを感じる活動内容だった』
ミカ『被災した家の家財整理など大変だったが、また人が住めるようになることを願いながらのボランティア活動で笑顔が戻ってくればいいと想いながら作業をすることができた』
毎日違う内容のボランティア活動ができ、みんなの成長の後押しになっています。
どんな作業であっても誰かの為に
自分たちができることはたくさんあります。
被災地に落ちる夕日もキレイでした
ボランティアの方々1人1人の輝きが
いつの日か更にキレイな景色を生むことでしょう。
『ボランティアはやってあげているのではなく、やらせていただいている』
この意味が生徒たちの胸に染み込んだことでしょう。
明日も最高のボランティア活動をがんばろう!
そしてスクールでは
今日は天気が良かったので
農作業に出かけました。
やはり青空の下は気持ちいいですね。
今日の作業は人参畑の間引き作業です。
徐々に成長している人参ですが
収穫の際までに大きく成長してもらいたいので
指の幅3本間隔で抜いていきます。
せっかく育った人参を抜いてしまうのは
もったいないですが
これも大きく育った人参を収穫する為には
必要な作業です。
丁寧に1本ずつ間引きしました。
ニカにとっては
初めての農作業。
暑い中の作業は少々不安だと言っていましたが
適度な休憩と熱中症対策の水分補給で
終始がんばって作業をしていました。
畑を吹き抜ける風がとても気持ちよかったです。
明日も天気は良さそうなので
楽しく農作業ができればと思います。
ぐっすり休んで
明日も元気にがんばろう!