short note: フランチャイズショー2024 セミナー3本
2024年3月14日
インプットの時間です。
フランチャイズショー2024 セミナー3本
3月14日 東京ビッグサイト 西展示場
今日の登壇各氏のお話はとてもおもしろかったです!
以下メモ書き
これからフランチャイズに参入するかた必見!
伸びるフランチャイズ本部の創り方!!伸ばし方!!
本部構築・SV編
ディーセント・スタイル 代表取締役 南部晃舗氏
・立ち上げコンサル専門の会社
・チェーン本部構築の基礎
・チェーン展開手法の種類とメリットデメリット
・直営展開 出店費用は自社持ち スピード展開しづらい
・フランチャイズ展開 人物金は加盟店側負担 ベース収入で安定しやすい 短期展開が可能 他社の資本が使える スケールメリット 人材活躍の場が増える 直営に比べてコントロールしにくい 加盟店の影響力に左右される ブランド毀損のリスク
・ライセンス展開 継続的運営支援がほぼない 少人数で可能 SVが発生しない ロイヤリティ収入がない 卸、システム貸しの必要がある
・エリア本部展開 本部の展開権を持たせる 少人数で済む 業態改善、新商品開発しやすい、エリア本部にも収入分配 本部立ち上げノウハウ
・のれん分け展開 現場を覚えて独立 人材育成 関係性の確立、揉め事が起こりにくい 優秀人材を社員確保できる じっくりしっかり 早く展開しにくい
・プロデュース展開 実質的には卸売業 本部は軽くなる ブランド認知が広がりにくい 担当がつかないので品質にばらつき 加盟店が力を入れないと売上が上がらない、指導の権限がない、コントロールしにくい
・立ち上げ支援コンサルティング 自社のノウハウを使う 標準化されている 加盟店トラブルが発生しにくい ランニング収入の検討 ブランド認知が進みにくい
・業態OEM展開 業態を売る ブランド認知が進みにくい パッケージの瑕疵を問われる可能性あり
・本部作りから展開開始の流れ
・直営モデルの1年以上売上実績
・初期投資額や成功要因が明確
・オペレーション、協力業者がきまっている
・マニュアル等が整備済
・部門を作る
・市場性評価
・直営評価
・コンセプト明確化
・モデル店運営
・ノウハウ確立
・FC事業計画
・本部組織体制構築
・パッケージ構築
・システム設計・導入 1年から2年かかる 早いところは半年で始める所もあるが
・FC展開 加盟店 立地など
・加盟店開発 商品開発 販促 店舗運営サポート SV 他
・本部立ち上げ5人くらいが多い
・競合より優れているか
・既存店分析
・SV業務構築、育成
・立ち上げ出店までのフローの整理
・マニュアル、契約書、営業ツールの作成
・売れる業態パッケージ 業態力を上げる
・市場性、投資効率、成功要因、競合優位性、再現性
・業態パッケージ作り
・加盟店の評価ポイント 初期投資額 回収期間 月次営業利益
・初期投資2000万までが脱サラ個人でも対象
・6000万以上は参画できる法人が限られてくる
・目標回収期間 業態ライフサイクルによる
・営業利益40万くらいは個人オーナーが対象
・法人によっては100万以上を求める
・営業利益率 加盟店収支で15%以上残してあげたい
・スピード展開 月5店以上
・いかに早いレスポンスができるか
・資金調達を本部としてサポートできるか
・物件情報収集
・店舗工事 全国どこでも同一品質ができるか
・商品などの手配 同一条件同一品質 物流体制の構築
・新規加盟 開業支援 本部サポート 増店
・研修終了時の品質担保
・受講のための環境整備、運用管理
・研修品質が低いと売上低迷、本部に対する不満
・研修品質が低いと本部運営にも非常にマイナス
・品質を担保する仕組みを入れる
・品質を上げれば上げるほど時間が長くなる、加盟開発の立場から考えると期間は短いほうが良い
・いつでもどこでも研修→動画 Eラーニング 動画マニュアル
・SV業務 加盟店収益の最大化を図り最終的に増店すること
・増店したほうが本部収入は上がる
・増店に向けたコミュニケーション
・増店意思決定を常に作り続ける活動
・増店オファーをだしているか・オファー事例
・ロイヤリティディスカウントもあり
・視察ツアー
・オープンアカウント方式による店賃借スキーム等
・ハードルをいかに低くできるか
・モチベーションをいかに高くできるか
・業態を磨き続ける
・本部品質を上げ続ける
・実行し続ける能力
これからフランチャイズに参入するかた必見!
伸びるフランチャイズ本部の創り方!!伸ばし方!!
加盟開発編
ディライト・ジャパン 代表取締役/フランチャイズ研究家 川上健一郎氏
・光通信出身、おそうじ本舗加盟店開発責任者として800店
・フランチャイズビジネスは有象無象の世界
・加盟店の98%が赤字の例も
・本部としての開発経験、13の加盟経験
・殆どの本部は売れると思って始めるが殆どは苦戦する
・最大のメリットは展開スピード
・加盟開発ができない本部は未来がない
・魅力的なパッケージ
・加盟希望者集客の仕組み
・加盟開発の営業に仕組み
・売れてない本部は3つのどこかがおかしい
・加盟開発あるある
・資料請求や問い合わせが集まらない 集客方法を見直す パッケージを見直す
・加盟ターゲットの加盟の目的を把握しているか
・ターゲットにハマっていれば基本来る
・自社に魅力を感じる問い合わせが必要
・ターゲットが求めるパッケージはどんなパッケージか
・ターゲットにフックになるキーワードは何か考えられますか 全店黒字とか 自己資金少ないとか
・ターゲットは加盟して何を実現したいのか 加盟店ニーズを知る
・ここ数年感じるのはパッケージの差
・いかに素人を短期間でプロにできるか
・パッケージ力を高めると営業力がいらなくなる
・初期投資2500、回収2年以内、単月黒字6ヶ月以内、利益15%、月間利益60〜80以上
・取組容易性 物件 人員基準、採用 資金調達、補助金 研修期間、場所 集客方法、再現性 トレンド
・売れない、加盟開発が苦戦するのはパッケージに問題がある
・パッケージを定期的に他社と比較する バージョンアップする
・問い合わせ、資料請求数について
・沢山の加盟開発方法
・自社HP LP SNS 比較サイト等の媒体 展示会 コストの掛け方、やり方
・問い合わせはあるが説明会に繋がらない
・適切なターゲットが集客できていない
・どこで加盟希望者がいなくなるのか
・問い合わせ 説明会誘致 説明会 加盟審査 契約
・見込み客に加盟してもらう仕事
・強い本部は集客が強い 説明会参加数、参加率35%
・ウェブ面談の導入で面談数が圧倒的に増える
・加盟開発向けのMAツールやCRMのシステム化
・専属の集客担当を置くことが必要
・誰がどのタイミングで何をするのか
・詳しいご説明は電話でできないのでオンラインでいいですか
・契約率は下がる
・説明会アポ率目標30%
・集客の勝ちパターン構築が加盟開発の成功の鍵
・売れる営業マン任せは良くない
・加盟を増やすには母数が必要
・既存リストに特化して対策を講じている本部は少ない
・既存リスト対策 専属開発チーム等
・売れる本部はやっている
・既存リストの方が契約しなかったのはタイミングが合わなかっただけかもしれない
・売れない理由をパッケージのせいにしてはいけない
・エスキモーに冷蔵庫 台風被害にあったりんご 落ちないセブンイレブン 受験生がキットカットをめちゃくちゃ買うようになった
・パッケージ内容がはまっていない、刺さっていない
・適切なターゲットが集客できていない
・意図的な説明資料が作成できない、説明会の構築ができない
・加盟までの流れが明確でない
・ウェブ面談の導入で加盟開発の世界は変わった
・Web集団説明→Web個別面談
・動画説明会をまず送る、その後面談
・信頼できるか 信頼させて欲しい
・適切な情報提供をしてほしい
・そっと背中を押して欲しい
・必要なのは営業力でなく適切な情報提供力
・加盟希望者が求めるのは確実性、信頼性、共感性
・説明会で仕組みを持っている本部はあまりない
・意思決定をしてもらうための仕組作り
・6つの不安 信頼性、トップの理念、仕事はあるのか、自分でできるか、儲かりそうか、資金が捻出できるか
・加盟希望者は加盟する理由を探している
・適切な信頼関係、問題解決
・ヒアリング、出口を作る
・説明会に参加する理由が必ずある
・参加した動機、解決したい課題、課題を解決する緊急度、本気度
・加盟する人は緊急度、本気度が高い
・面談の前にいかにヒアリングするか 面談ではその人にマッチした話を進める
・加盟目的と達成したいことを的確に把握する
・加盟オーナーとの面談、マーケティング情報、契約
・加盟希望者を自ら動かす、ベイビーステップ、期日をしっかり切る、やらない人は期日に関係なくやらない
・多店舗展開力=1オーナーあたりの展開店舗数
・本部側も窓口一本化できる
・多店舗展開でロイヤリティ等ディスカウントする 管理が少なくて良い
・加盟店とのトラブル減少
・既存店の成功 加盟店への条件設計 導入アプローチの仕組み構築
・加盟店の成功が本部の成功に繋がる
加盟希望者向けセミナー
加盟者自らが行う立地の見方・調べ方
中小企業診断士 三谷 誠一氏
・人は見た目が9割?店舗は立地が7割、はある重要な要素
・フランチャイズパッケージ 商標 ノウハウ 継続指導
・本部は成功する立地の条件を定めている
・プロントの場合、都内主要駅、店前通行量日中1万人、朝千人以上
・ポポラマーマ 駅前ロータリーに面した1階か2階、2階は専用階段 駅利用者は1日5万人以上
・本部から示される立地評価資料の確認ポイント
・大原則、立地調査は加盟者がやるべきもの
・商圏はバリア、分断要素で区切られている
・使われているデータは最新か
・データの出所や定義が示されているか
・人口でも夜間、昼間、その定義も違う
・競合店調査はしっかりされているか
・直接だけでなく間接競合も
・出展予定地域の特性が把握されているか 定性的データ
・予測売上の計算手順は理にかなっているか 誤差はどのくらい生じる可能性があるか
・基本は店舗を徹底的に比較すること
・最低でも5店舗の既存店立地状況を見る
・店舗フォーマット 立地タイプ
・開業後3ヶ月以上
・できるだけ公平な視点で店舗を紹介してもらう
・客観的に、お客様視点で行う
・自身が利用者になりきること
・店にとって重要な曜日、時間帯
・プラス面、マイナス面を両方見る
・土日売れる店を平日見に行っても仕方ない、
・立地は面・線・点の3次元でとらえる
面 商圏評価
・マーケットボリューム、特性
・マーケットの質 無料で使えるGIS jSTAT MAPを活用 例徒歩5分圏内図 世帯数 人口密度 男女別等 エクセルに吐き出すリッチレポート機能
・マーケットの将来性 社人研 将来推計人口の総本山 RESAS
・マーケットの競合度
・マーケットの競合店出店の可能性
線 動線評価
・動線の太さ、近づきやすさ
・商圏内の中心、マグネットからの位置 モール、住宅地域等 マーケットとマグネットの中間にあるのが1番良い 動線を推測する混雑統計が参考になる
・コロナ後の居酒屋の回復は品川と蒲田を比べると
夜間人口が多い蒲田の方が回復
・反対側からのアプローチ
・主要道路の交通量 前面通行量 道路交通センサス
・競合店との立地優位性
点 地点評価
・大きさ・形は適正か
・視認性や道路付きはよいか 入りやすさ、出やすさ
・駐車場
・動線が分かれる分水嶺は商圏が狭い、厳しい
・カーブの内側はお客が止まりたがらない
・見落としがちなけもの道 地図には出ないが人が通るショートカット
・階段があっても良い業種、良くない業種
・まずは地図を見ることから
・立地評価シート
・立地診断ガイドブック