生活の様子
音を合わせる楽しさ
2021年5月17日
今日は朝から空は雲に覆われていました。
日中は蒸し暑さを感じましたが、時折吹く涼しい風がとても心地良かったです。
明日からもパッとしない天気が続くとのことですが、今日から始まった1週間も頑張っていきましょう!
セカンドスクールの生徒達にとって音楽は大切な存在です。
元々楽器演奏の経験がある生徒もいますが、今まで音楽を聴くことはあっても、演奏したことはなかった生徒がほとんどです。
寮生活の中でウクレレと接し、音を奏でる楽しさに気付きました。
もともと、好奇心旺盛で意欲的な生徒達。
ギターやベース、ドラムやキーボードなどセカンドスクールの音楽室に設置してある数々の楽器へと興味の幅は広がっていきます。
その中で、バンドアンサンブルという形で、音楽を通じて出来上がったコミュニティ。
みんなで音を合わせる楽しさはかけがえのないひと時となっています。
「できた!」「楽しい!」の繰り返しは達成感を味わうと共に、更にやりがいを感じることができますね。
元々、ドラムの経験があるゴマ。
1人ではなかなか取り組みにくかったかもしれません。
しかし、仲間からの誘いで次回のウクレレ演奏会ではバンドを組んでみんなの前で披露したいと張り切っています。
また、ミケもエレキギターの経験がありました。
ベースも弾いてみたい!
どんなことにでも言えることですが、やってみたいと思う気持ちがとても大切です。
実際やってみたことで、さらにのめり込むことができますね。
もし、違うな…と思ったら別の道を選べばいいんです。
やる前に色々考えるのではなく、まずはやってみる!
そして自分の可能性を広げています。
これからも寮生活の中で自分が進みたいと思える道をたくさん見つけていきましょうね。
木工作業などの軽作業プログラムで学べることはたくさんあります。
協調性を発揮し、みんなで取り組むことはもちろんですが、作業工程の1つ1つに於いても細かく学ぶことができます。
生徒全員が1度は必ず経験する「塗り」の作業。
ウクレレ製作の際に自分の好きな色を色付けします。
ただ徐に塗るのではなく
木目に沿って塗ること。
薄く何度も重ねて塗ること。
際の塗り方。
微妙な調整など、様々なことについて学び実践します。
木工作業の色塗りやニス塗りにも覚えたことは発揮されています。
また、基本を知ることで、他の場面でも活かすことができますね。
覚えたことは忘れずに、経験値を増やしていきましょうね。
【本日のトピックス】
寮内に設置されている備品の数々。
生徒達は丁寧に取り扱うように心掛けています。
丁寧に扱うことで物持ちも良くなり、物を大切にすることの大切さを学んでいます。
今日の午後もキッチンでは調理当番のハムとエコーズが調理実習後の時間を使い、調理器具の掃除をしてくれていました。
故障の原因となる頑固な汚れもしっかり落とします。
汚れやすい場所ほど綺麗にしておくことを徹底しています。
もちろん、調理後の掃除・整理整頓も欠かしません。
調理実習にあたる際、始める前よりも綺麗にしてから終わらせることで、次に調理場に入る人も心地よく使うことができますね。
これからも時間を有効活用し、取り組めることを増やしていきましょう。