軽作業プログラム
木工作業
2020年6月19日
今日は梅雨らしい雨が降り続いた1日でした。
寒暖差に注意して体調管理には気を付けていかないとですね。
午後のプログラムは木工作業と大道具の作成、マスク作りに分かれての活動を実施しました。
軽作業プログラムの木工作業では様々な知識とスキルが身につきます。
リムル・ブライツ・ゴマ・シロは作業をなんとなくで進めるのではなく、作業工程の確認をしっかりとし、きっちりと寸法を計るところから始めました。
寸法に誤差が生じない様に1センチ1ミリ単位で計測していきます。
少しのズレがあっても指摘できる様に1人の目ではなくみんなの目での確認。
どんな些細な作業でも協力して進めていきます。
今日の作業ではリムルが率先して陣頭指揮をとってくれました。
1人では大変な作業も仲間がいることで進めやすくなります。
当て木でしっかり固定して線を引いていきました。
目安の線を引いたら電動工具を使って木材のカットをしました。
ブライツは前回の木工作業で学んだことを活かすことができていました。
なぜこの様にしないとならないのか?
この作業をすることでどうなるか?
現場監督のスタッフの丁寧な説明を子供達は毎回真剣に聞き入っています。
もちろん工具を使用する際にはスタッフ立ち合いのもと、安心・安全に配慮しての作業を徹底しています。
木材に穴を開けネジを止める作業も前回の経験を活かします。
しっかり固定する為にも垂直にし、真上から速すぎず、遅すぎず適切なスピードで打ち込んでいきました。
「やってみたい!」
子供達の意欲的な姿勢は成長に直結します。
失敗の経験も学びの1つ、同じミスをしない為にはどうすればよかったのか?考える力も見につきます。
合わせて大道具の作成も順調です。
今日は前回作成したベースに色付けをしていきました。
マメとブロリーは色ムラができない様に丁寧に塗り進めていました。
1度塗ったら離れて見ての確認で均一になる様にしていきます。
手間と時間がかかっても出来のいいものを作る為に妥協はしません。
中途半端で終わらせない。
最後までやり遂げるんだという目標を持ち続けることで作品完成の達成感はかけがえのない瞬間になります。
『希望のトンネル』で新しい家族になったツバメの雛も順調にスクスクと成長しています。
日に日に大きくなっていく姿を観察することは毎日の楽しみです。
雨の日でも親鳥はせっせと雛のもとへ餌を届けます。
たっぷりの愛情と栄養満点な食事が届いた瞬間に響き渡る雛の鳴き声。
親鳥の無事を願い、帰りを待っていました。
【本日のトピックス】
生徒達にとって娯楽のひと時は仲間同士のコミュニケーションをとる場となっています。
自宅で引きこもっていた頃は画面を通じてのコミュニケーションが多かったでしょう。
しかし、今は近い距離で同じ目標を掲げる仲間がいます。
ピポとモンブランも笑顔と会話が増えました。
以前は1人の方が気楽だと思ったこともあったかもしれません。
しかし、「がんばってみよう!」と決意したあの日から始まった集団生活。
明るい表情と笑顔は今の生活を楽しんでいる証です。
「笑顔が笑顔を呼ぶ」という言葉がありますがまさにその通りですね。
今日もリビングにはたくさんの笑顔が溢れていました。