軽作業プログラム
経験の積み重ね
2020年4月28日
今日も生徒達はみんな朝からラジオ体操で身体を起こしました。
セカンドスクールでは規則正しい生活リズムを身につける為にも毎日起床後にラジオ体操を実施しています。
しっかり朝起きて眠気を覚ますことで朝からスイッチを入れることができます。
1日がんばる為にも日課のラジオ体操は生徒達にとって欠かせないものとなっています。
午後からは軽作業プログラムとしてマスク作りを実施しました。
最近取り組んでいる軽作業プログラムではメインとなっており、回数を重ねる毎に出来の良さと効率もアップしています。
毎日使用するマスクを自分達の手で作り、新型コロナウイルスの感染予防に努めています。
前回よりもうまくできた!
強度を増す為にももっと細かい間隔で縫ってみよう!
何事も経験で、不慣れだった生徒もやりがいを持って取り組むことができています。
集中力をつけたいと話していたミッキーにとって裁縫はとてもいいトレーニングになっている様です。
集中することを意識し、持続性を持って取り組んでいます。
裁縫以外にも学習の時間など集中力が求められる場でも役立てたいと話していました。
細かい作業が好きなレヴォも何枚もマスクを縫ってきたことで自信も着実に身についている様です。
うまく作り上げた時の達成感も味わうことができますね。
仲間からコツなどのアドバイスを求められれば丁寧に教えてくれていました。
協調性を育む場所として・作業中の会話も仲間同士新たなコミュニティをつくる機会になっている様です。
他のプログラムでもみんなで輪となり協力して進めていきましょうね。
衛生資材が入手困難となっている中、保護者様よりマスクの差し入れを頂きました。
生徒達も安心して活動することができます。
プログラムのやる気にも直結し、励みとなります。
本当にありがとうございます。
【本日のクローズアップ】
セカンドスクールには様々な年齢の生徒が在籍しています。
この春、中学校に進学したトライは最年少ながらも年上の生徒に負けない様にプログラムをがんばっています。
寮生活でお兄さん・お姉さんとの関わりを通じてたくさんのことが身についています。
年下だからできないではなくやってみよう!という心掛けをどんなことにも持っています。
意欲的に取り組む姿は年上の生徒からのお手本にもなっているほどです。
他生徒との年齢差を感じさせないトライのがんばりは自身の成長に繋がっています。
ルカとの出会いで自ら『散歩福隊長』に名乗り出たことで責任感も身につきました。
寮生活の様々な経験が消極的だったあの頃の自分を積極的な自分へと変えています。
学業復帰した際にはサッカー部に入りたいという新たな目標も持っています。
これからも色んな場所で経験するたくさんのことは将来必ず役に立つことでしょう。
無邪気な笑顔は純粋に今という時間を楽しんでいるからですね。
寮生活がどんどんトライを成長させています。
たくさんの希望が待っている未来へ、どこまでも突き進んでいきましょう!