生活の様子
講演会

2019年3月13日

こんばんは。

セカンドスクールのサポーターの

ニシザワです。

今日は朝から雲一つない晴天のいい天気になりました。

日中もポカポカして春の陽気を感じられました。

昨日は屋外活動の一環として戦場カメラマンの渡部陽一さんの講演会に行ってきました。

普段の生活で講演会に足を運ぶ機会はなかなかないので、生徒はとても楽しみにしていました。

しかも自分が知っている著名人となれば尚更ですね。

様々なメディアを通じて独特の話し方が印象的な渡部陽一さん。

世界の紛争地域での戦争の悲惨さを訴え続けている方です。

生徒たちにとって、貴重な経験になりました。


スクールから会場までは4キロほどの距離でしたが、ウォーキングを兼ねて徒歩で移動しました。

楽しみにしている講演会。

道中の会話も盛り上がりますね。

夕方という時間帯、交通量も多くなりますが安全な心掛けをし、きちんと列での集団行動で向かいました。

時間に余裕をもっての行動で無事に会場に到着しました。

ウォーキングの疲れなど感じさせないくらいみんないい表情をしていました。

講演前に会場の開けてる静かな場所で夕食をとりました。

今日の夕飯は手作り弁当。

出発前にこしらえました。

夕暮れ時の空と夜空のコントラストの中、ビルとビルの間には星の光もあり、リラックスすることができました。

ピクニック気分での食事はいつもより美味しく感じられたことでしょう。


そしていよいよ講演会の始まりです。

運営の方々のご配慮もあり、最前列の席で講演を聞くことができました。

『テレビでは報道されない戦争の悲劇と現地の人々の声』

目の前で語り掛ける渡部陽一さんの話にみんな真剣に聞き入っていました。

壇上の隅から隅まで体を使っての公演は、まるで劇でも見ているかのようでした。

戦場カメラマンになろうと決めたきっかけの話から始まり、戦争地域での現状、被害者の声、戦争の悲惨さなど、私たちにアツく語り掛けてくれました。

ジャングルで武器を持ち戦闘に参加している子供。

無関係な人々を巻き込んだ戦いの悲劇。

兵器によって不自由を余儀なくされた子供たち。

自分たちと同年代の子供たち、生まれた国が違うだけでもこんなにも違いがあることを改めて実感することができました。

戦場のありのままの姿が映された写真の数々。

そこには戦闘地域ながらも笑顔で溢れている写真がありました。

やりたくもないことを無理やりやらされる。

逃げたいと思っても逃げる場所がない。

生きたいと思っても安心がない日常。

私たちの生活とはかけ離れています。

そんな中でも笑顔で溢れている写真がたくさんありました。

自分たちがどんなに恵まれているかを考えさせられる、とても貴重な時間になりました。

今回の公演を聞いて感じたことを文章や絵で表現しました。


講演会に参加して、みんなそれぞれ感じることはたくさんあったことでしょう。

戦闘地域には学校に行きたくても行けない子供たち、働きたくても働けない大人たちがいます。

現状を知った上で自分たちができることは何かを考えさせられるいい機会になりました。

何かをしても、何もしなくても明日はやってきます。

今の生活を無駄にしてはもったいないと感じることが大事であると思うことができたのではないでしょうか?

これからも生徒たちにとっていい経験になる活動をしていきたいと思います。

戦闘地域の子供たちの笑顔に負けないよう

明日も元気にがんばろう!