不登校で孤独にならないために

2019年3月8日

こんにちは。セカンドスクール事務局です。

今年は例年以上に暖かくなるのが早いように感じます。

もしかしたら、スクールの前に広がる

桜並木も昨年より早く満開になるかもしれませんね。

 

さて、今回のコラムでは

改めて不登校に焦点をあててみたいと思います。

 

文部科学省が昨年10月25日に発表した

「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題」の速報値で

不登校の児童・生徒数が前年度比10,348人増となる

144,031人に達したことが発表されました。

この人数は過去最大で1996年に統計を取り始めて以降、

初めて14万人を突破したことになります。

少子化により子供の数が減少している中で

発表されたこの数字は相当インパクトが大きなものです。

「学校に行かない、行けない」子供は珍しいことではなく、

誰にでも起こり得るものなったと言えるのかもしれません。

 

不登校が増えた理由については様々論じられていますが

明確な要因をあげることは難しいのが実情ですし、

不登校を抜本的に解決する方策も

なかなか見つけるのが困難だと思います。

不登校などで家に引きこもる生活が長引くと、

社会との接点はもちろん、他人と会話を交わす事も激減してしまいます。

なにより自分の気持ちを吐露できる相手が減ることは

孤独感に直結してしまうのです。

フリースクールはもちろんですが、

課外活動を行っているグループ等

他人と接点を持てる場所がないか探してみてください。