short note: 農業WEEKセミナー2本

2024年10月10日

インプットの時間です。

農業WEEKセミナー2本
10月10日 幕張メッセ

 

以下メモ書き。

 

 

持続的な農業を可能にするスマート農業
農業WEEK スマート農業 農家向け
北海道大学大学院 農学研究院長 野口伸氏

 

・環境保全型農業の推進
・世界の人口は急増
・動物性タンパク質、地球温暖化、工作面積、水資源
・スマート農業の特徴 自動化、ロボット化 データ利用 超精密作業
・食糧生産、供給持続性、環境持続性
・フィールドデータ観測・収集、通信、蓄積
・サイバー空間を利用する
・サイバーフィジカルシステム
・ロボット農機
・現在レベル2 自動走行農機 目視監視
・レベル3はまだ実現できていない 低遅延な無線伝送
・スマート路地野菜生産、果樹生産
・デジタルツインによるバーチャルファーム
・遠隔監視ロボットシステム
・GNSSが使えない時は遠隔操縦に切り替えることができる
・複数のセンサーを合わせて信頼性を高める→コスト増
・遠隔監視による70%労働時間削減
・スマート農機の共用による生産コスト削減16%
・利益改善25%
・カボチャ収穫AIロボット カボチャの収穫は若い人でも大変
・収穫・搬出の自動化、夜間収穫が可能、事前の茎葉処理・ツル切りが必要 実用化はまだされていない
・ スマートフードチェーン 生産、流通・加工、販売・消費
・現在の農業はプロダクトアウト型
・需要と供給をマッチングさせる
・イチゴ見回りロボット 米国 花を見る
・ドローンによるカボチャ収量予測 適切な出荷計画の立案
・スマート果樹生産
・ロボット農業、データ駆動型、EVによる脱炭素
・EVロボット 鶴沼ワイナリー
・防除ロボット 農薬補給所と畑を往復 様々な枕時形状できれいに旋回
・運搬ロボット 音声・ジェスチャ・ボタンによる停止・開始 人が積む
・ブドウ収穫AIロボット 遅い、収量70%、残りは人間
・果実と穂軸を高い精度で認識、夜間作業可能
・ブドウの成分測定 収穫適期
・バギーカメラでブドウの収穫予測
・ロボット監視室
・遠隔距離に制限がない
・天橋立ワイナリー 北海道大学から遠隔監視
・デジタルツインによるバーチャルファーム
・サイバー空間の中にフィジカル空間の現場のモデルを作る、測量等して投影する、バーチャルフィールド
・最適化されたものをフィジカル空間に適用する
・持っていってみなければ動くかわからない、ではだめ
・ワインメーカーをターゲットとした輸出戦略
・スマート農業向け農地整備
・大区画化 ターン農道 地下かんがいシステム 菅水路形式の用排水路
・北海道開発局実証事業
・ロボットトラクタ耕うん作業
・複数のロボット農機の協調作業
・協調作業で作業時間減
・作業者搭乗型 人は監視・補給作業
・ドローンによる空間情報の収集
・生育情報マップ 水稲
・圃場見回り機能にもなる
・高い空間分析機能
・日本では労働力が不足して食糧生産量が激減する
・高齢化
・農業者1人で4倍の作業量実現が必要
・中山間農業のロボット化 耕作放棄地にしないため
・きつくて大変な作業はAI・ロボットに任せる
・リモート農業による革新的スマート農業
・スマート農業教育研究センター
・ミライ共創Room
・通信技術の安定化、高速化が必要
・NTTグループとの取組
・無線回線品質劣化予測
・ゴールドマンサックス、大型農機から小型のロボット農機に転換すると予測
・小型ロボットによる超精密作業
・バイオスティミュラント
・バイオコントロールとしての利用
・AIロボット群によるスマート農業
・クボタアグリフロント 農業学習施設
・大阪万博で遠隔デモをする予定 NTTのIOWNを利用予定

 

 

異業種参入が相次ぐアクアポニックス、参入企業3社が語るその魅力とは?
農業WEEK スマート農業 農業参入
(株)アクポニ 代表取締役 濱田健吾氏
(株)スーパーアプリ 代表取締役/マナの菜園 代表 飯沼正樹氏
江ノ島電鉄(株) 常務取締役 経営管理部長 露木健勝氏

 

濱田氏
・ググっても何も出ないところから始めた
・アクアポニックスとは、陸上養殖と水耕栽培をつなげた循環型の栽培システム
・捨ててる窒素分を使って栽培しましょうということ
・起業前はアマゾンにいた
・6日に1回、何らかの取材を受けている 潮目が変わった SDGs
・研究開発
・新規参入をワンストップで支援している会社
・15のパッケージプラン
・提携した専門の工事会社に委託
・業界では圧倒的なコストパフォーマンス
・これまで47農園を施工
・栽培試験済み68品種
・栽培試験済み魚種6魚種
・イチゴ
・コア技術は水質の管理技術
・アクポニ栽培アプリ
・デジタルデータ収集
・生産管理、循環可視化、自動制御、トレーサビリティ
アクアポニックス最新事情
・発祥はアメリカ、農園も一番多い
・最大はウィスコンシン州の農場、売上10億超、6万平米
・マナの農場は3千平米
・市場規模と成長性 2030年に国内500億超推定
・価値、大規模に周年栽培できる、循環型社会のコアパーツとなる、複合的な農業サービス業として展開
・大規模化、スマート化
・循環テクノロジー、環境負荷が減る
・コミュニティファーム 癒し効果やエンタメ性が高く、様々な興味から人が集まる
・導入事例、工場併設型3割、教育、障害者就労
・マナの菜園 チョウザメ、ティラピア
・江ノ島駅構内 アクアガーデンラボ
・藤沢市 農場見学会
・アクアポニックスアカデミー
・アクポニでもマナシステム採用
・いろんな会社のセンサーを試したがブレる
・アナログセンサーをカメラで映して比較したりしていた
・日本の農業技術は世界で注目されている
・循環型農業のパッケージが、できると考えている
・グローバル的に節水は大きな価値 30%は乾燥地
・テーマパーク化
・ディズニーワールド、シーワールドにアクアポニックス
・集客性、エンタメ性
・アクアポニックスを産業として定着させたい
・まだ業界団体はない
・生産方法は確立している
・大規模な成功事例を作りたい
・アクアポニックスで農業界のブランドを作りたい
・アクアポニックスの資材もサステナブルなものに変えていっている

 

飯沼氏
・本社名古屋、本業はゲーム・システム開発
・元々魚を獲るのが大好きだった、熱帯魚屋でバイトもした
・食糧自給率の問題がクローズアップされた時期に
・これなら自分たちでやれそうだなと思った
・ゲームはバーチャルの世界でしかコミュニケーションを取れなかったがこれはリアル
・縮図
・マナの菜園は開墾から 全部自分たちでやる
・農場見学受入も始めた
・社員は最初嫌々農場を作っていた
・CIOReview APAC 日本のテクノロジー企業トップ20に選出
・マナシステム IoTセンサー サブスク方式
・センサーは必ずメンテナンスが必要
・生産物は週3回出荷、スーパー、道の駅、飲食店

 

露木氏
・電車バス、不動産、観光、マイクロモビリティ
・きっかけはコロナ、殆ど人が移動しなくなって売上が落ちた
・昔から釣りが好きだった
・2021年に色々探した、新しい事業を見つけなければいけないと
・江ノ電が新しいことをやってるぞという声をもらった
・農業新聞に掲載
・従業員の質向上に寄与 本業に行き詰まって バジルの匂い
・生産物はレストランの要望を聞いて作って卸している
・地域の課題として漁協があった
・4坪の敷地でバジル・パクチー中心に、魚も卸している
・将来的には海水アクアポニックスをやりたい