short note: 画像生成AI

2023年2月26日

うちの生徒にも進学先として人気のAI分野。職員としても直近状況を把握すべく手軽なところで画像生成を少し見て回りました。

 

・キーワードから画像生成する某ウェブアプリ

多めのキーワードを指定しました。
知識が偏った人が想像するステレオタイプのアジア、のような趣向はちょっとがっかりですが画像自体は良くできています。

 

・画像の背景を生成・ミックスさせる某iPhoneアプリ

背景を「sea,sky,air」のキーワードで作成したら不思議なものが出てきました。他に色々試してもろくな感じになりません。
また無駄なものに課金してしまった・・・

 

・SNOW AIアバター

加工系というかベース画像があるせいもありますが、これはなかなかすごいですね。
特徴を良く捉えてアバター化しており、誰か分かりそうな仕上がりが多かったです。
(ここには誰か分からないものを載せました)

 

今回は画像生成を試しましたが、例えば業務のある工程のみ等と用途を絞ってリソースを投入すれば相当精度が高いものができるでしょうし、既に現場で稼働しているようです。自動運転もしかり。汎用化するほど、データ処理が膨大になるほど実用化への道は険しいといったところでしょうか。

 

ChatGPTは現時点での実用性は?な印象ですが「流暢に・冗長にそれっぽい返答をする」点は実に良くできていると思います。この流暢さ・冗長さに、初めて触れた人は惑わされる。特定の分野専門に能力を高めて、最新の知見もすぐ学習できればその分野では実用できそうな感じもあります。

 

AIは作る人の意図や性格・背景が、処理結果に出てくるその出方が人間臭く感じられておもしろいですね。いずれにせよ、今なお成長中のカテゴリーだと認識しました。

そういえば以前、某所のセミナーに行った時に講師が「AIは少なくとも今後十数年は市場が伸び続ける」等と言っていたのを思い出しました。
望むなら、進学先としては不足ないでしょう。