軽作業プログラム
経験を活かすこと

2021年7月22日

今日も朝から快晴の気持ちのいい空が広がっていました。

普段より風が吹いていた分、心地よく感じられました。

しばらくは好天に恵まれるとのことなので洗濯物の乾き具合も心配なさそうですね。

 

 

毎年恒例の夏の行事になっている流しそうめん。

その年その年でデザインやコースが違っていたこともあり、今まではその時での使い切りでした。

コロナ禍ということもあり、エコの目線から来年、再来年も利用したいという意見が生徒から出て、少し手間がかかりますが、強度はもちろん、長く使える物の製作に取り掛かっています。

目先のことだけでなく、その先を考えることの大切さもプログラムや活動を通じて学んでいます。

 

 

作業は仲間が丁寧にわかりやすく教えてくれます。

アズリンにとっては久し振りのコーキング作業でしたが、安心して作業にあたることができていました。

仲間と作業することで、もっとやってみたい!と自然と思えるようになりますね。

経験を積むことでできることや活動の幅が広がりもっとやってみたい!という意識に変わっていきます。

生徒達の探究心は素晴らしいですね。

新たな取り組みを行うことで、生徒達も更にやりがいを持って打ち込むことができます。

 

 

夏休みの課題で何かを制作することもあることと思います。

軽作業プログラムの作業を通じて専門的な工具の使い方やより詳しい作業工程を学び、身に付いた知識とスキルを発揮する時がやってきます。

今回の作品も夏休みの課題の領域を超えています。

完成した際の達成感はかけがえのない瞬間ですね。

今年はどんな流しそうめん台になるのでしょうね?

 

 

日頃より保護者様や卒業生より数えきれないほどの寄贈の品をいただいております。

我々の活動にご協力していただき、ありがとうございます。

寄贈していただいた遊具や楽器、書籍などは生徒達の生活に欠かせず、とても有意義な時間を過ごし、みんな仲間と日々楽しんでいます。

また頂いた寄贈品がきっかけで新たなコミュニティを形成する生徒も数多くいます。

今日のフリータイムでも、えーちゃん・トムヤ・ぺぺ・クッキーが寄贈していただいたカードゲームを楽しんでいました。

電子機器が当たり前の今、昭和の香りが漂う遊びに喜びを感じています。

集団生活の中で仲間とのコミニュケーションの入り口になることも多く、会話も盛り上がります。

生徒達から溢れる笑顔こそ、本当の楽しみであり、我々スタッフも励まされています。

 

 

そして先日に続き、我々の活動にご理解のある近隣商業施設の方よりたくさんの野菜を差し入れでいただきました。

たくさんの夏野菜に生徒達は嬉しそうでした。

地域住民の方々の応援は生徒をはじめ、我々スタッフの活力となります。

美味しい野菜を食べて夏の暑さに負けないように元気に頑張っていきましょう!

 

【本日のトピックス】

生徒達が楽しみにしている保護者面談。

回を重ねる毎に成長した姿を見せることができ、この日を生徒達は心待ちにしています。

日々の生活で身につけたこと、着実に前に進んでいることもあり、生徒の表情は晴れやかです。

また、保護者面談とは単に成長を見る機会だけではありません。

いずれ卒業し、家に戻った時にどのようにすればいいかの練習の場所でもあり、この練習の機会は、ものすごい好評をいただいています。

昨日はゴンタの保護者面談があり、素敵なひと時を過ごすことができました。

前回の保護者面談の際、ゴンタのウクレレへの取り組みを知ったお父様も興味を持たれウクレレを購入し、こっそり練習し、保護者面談の際に披露していただきました。

次回の面談では親子のセッション話も出ていました。

 

 

そして、あの日交わした親子の約束。

面談当日、本人もしっかり覚えていました。

念願だったセッションは息もピッタリです。

この時ばかりは言葉はいりませんね。

ものすごく豊かなセッション。

素敵な時間を分かち合いました。

家にいた時は楽器を演奏するなんて思いもしなかったかもしれません。

しかし、今やウクレレは親子の絆を結ぶツールになっています。

こんな素敵なことはありません。

次回はどんな素敵なセッションができるか今から楽しみですね!