学習プログラム
学習に対する意欲
2021年7月2日
今日も朝のうちは雨が強く降りましたが、夕方には止み、少しですが晴れ間もありました。
この時期の晴れ間は恵みですね。
明日以降も雨の日が続くとのことですが、梅雨の貴重な晴れ間は大切にしていきましょうね。
金曜日の午前中は学習プログラムを実施しました。
生徒達は決められた時間、それぞれ自分自身のやるべき勉強をしています。
月初めにその月はどのように学習を進めていくか、学習計画表を学習支援スタッフの先生方と共に作成することで、方向性もハッキリとして勉強しやすくなりますね。
どこをどうやったらいいかわからない、、、ということにしないことも学習時間の有効活用に繋がっています。
在籍校から送っていただいた課題も学習する上でとても大事になってきます。
わからないところを放置せず、都度、先生に質問してわからないをわかるようにし、提出期限内に余裕を持って終わらせるようにしています。
やるべきことが明確化していることで、更にやる気は増しますね。
ワンオクも在籍校から送っていただいた課題を進めていました。
以前は苦手なところは後回しにしてしまっていたと話していましたが、苦手だからこそ優先順位をあげて取り組むよう変えたことで、得意科目、苦手科目どちらにも偏らないでバランス良く取り組めるようになったようです。
ジオウも積極的に学習支援スタッフの先生に積極的に質問していました。
わかりやすく丁寧に解説してくれることでもっと勉強したいと思えるようになったとのことです。
勉強へ対する苦手意識も変わってきたと話していました。
また、セカンドスクールでは在籍校から送っていただいた定期試験も実施しています。
用意された時間、静かに集中してできるように、実際の試験と同じような環境を用意して取り組んでいます。
先日もアズリンが学習室にて定期試験を行っていました。
できたところの確認はもちろん、わからないところがあっても、最後まで諦めないことも大切ですよね。
何よりも大事なのは試験を受けたいという気持ちです。
学業復帰を目標としているからこその取り組み。
これからも日々の努力を積み重ねて自分のペースで前に進んでいきましょうね。
セカンドスクールではプログラムの1つとして音楽を取り入れています。
入り口として、ウクレレという小さな小さな楽器。
入寮した生徒全員は世界で1つのマイウクレレを作るところから始まります。
自分が作り上げた楽器を弾ける喜び。
自分が好きな曲に合わせた弾き語り。
楽器ができない子、楽譜が読めない子がほとんどです。
ただ、今、ウクレレが弾けない子は1人もいません。
やったことがないこともチャレンジすることが大切ですね。
それが弾けた瞬間、小さなことかもしれませんが子供達の目には達成感が満ち溢れます。
これの積み重ねですね。
今日の午後も、先日入寮したトリテツが早速ウクレレを作っていました。
どんな色にするか?どんなデザインにするか?考えるところから始まり、イメージがまとまったらハケを走らせます。
仕上がりを良くする為に、丁寧に塗っていきます。
早く弾きたいという気持ちを抑えつつ、少しずつ完成へ近づけていきます。
完成後の楽しみを考えただけでも自然と笑顔が溢れますね。
仲間とのセッションが待ち遠しいと嬉しそうに話していました。
【本日のトピックス】
入寮当初の生徒達は仲間にたくさんのことを教えてもらい、少しずつ集団生活に慣れていきます。
すぐに環境に慣れることは大変ですが、それは生徒の誰もが通ってきた道です。
だからこその優しいフォローが必要となってきますね。
夜のフリータイムを使ってトリテツはゴンタに教えてもらいながらユニフォームのネームを縫っていました。
裁縫をするのは学校でやった時以来していないとのことでしたが、持ち前の器用さを発揮し、あっという間に刺繍を終わらせていました。
集団生活の中で、基本的に自分の持ち物は自分で管理することで、自己管理能力を身に付けるトレーニングにもなっています。
寮生活でこれからたくさんの経験を積んでいきますが、どれも将来に役立てられることばかりです。
1つ1つ身に付けて、自身の将来を豊かにしていきましょうね。