イベント
手打ちうどん
2020年12月19日
今日も朝の冷え込みは厳しく、北風が冷たい1日となりましたが、そんな寒さを吹き飛ばすくらい楽しいことがありました。
セカンドスクールの生徒達が毎月楽しみにしているイベント。
今日は12月のイベントとして『手打ちうどん』を作りました。
食のイベントは生徒達が最も楽しみにしているイベントの1つです。
うどんを1から作って食べるということは中々なかったことと思いますが、だからこそのやりがいや楽しさを感じることができます。
今日の為に事前にプレで作ってみたり、使用器具の確認など本番で効率よくスムーズに動ける様に生徒一丸となって準備してきました。
イベントの際には日頃から身に付けている協調性を発揮して進めることで更なる成長に繋げています。
朝礼や掃除など朝の活動の後、早速うどん作りを始めました。
初めて作る生徒も多い中、プレに参加した生徒を中心にやり方やコツなどを教えながら進めていきます。
美味しく作る為にも粉や水の分量はしっかりと計ります。
捏ねる作業は大変で根気も要りますが、絶品のうどんを作る為の手間は惜しみません。
捏ねている間の会話も楽しみの1つ。
コミュニケーションも自然と捗りますね。
イベントは新たなコミュニティができるきっかけにもなっています。
しっかりと捏ねたら、生地を足で踏んでコシを出します。
普段、食べ物を足で扱うということはありませんが、今日ばかりは違います。
足で踏むことに驚きの声もあがっていましたが、日本の伝統文化に触れる機会にもなりました。
自分の体重を乗せての作業は体力も使いますが、みんな愛情込めて丁寧に踏んでいました。
生地を寝かしている間に会場の設営準備も進めます。
みんなで声を掛け合い、どんな時でも助け合いの精神は忘れません。
生地を寝かし終えたら綿棒で伸ばしていきます。
この作業も根気が入りますが、美味しいうどんの為に妥協はしません。
身体を動かすことで寒さもどこかに吹き飛んでしまった様です。
均等にうどんを切ったら早速茹でていきました。
しっかりと踏んで、しっかり伸ばしたうどんのコシは抜群!
寸胴に浸かったうどんは暑いお湯の中をまるで踊っている様です。
できあがるまでの時間も楽しみですね。
また調理経験が少なくても大丈夫!
経験者の生徒が丁寧にわかりやすく教えてくれるので安心です。
クッキーもブロリーと一緒にうどんを作っていました。
一緒に進めたことで、とても安心していました。
思いやりの気持ちを忘れることはありません。
出来上がったうどんはまさに絶品!
みんな嬉しそうに啜っていました。
うどんのコシは自分達が注いだ愛情そのもの。
普段の食事とは違う想いで食べていました。
みんな大満足の手打ちうどんに更に華を添えるべく、元和食の達人である調理スタッフの方にお手製の天ぷらを用意していただきました。
ありがとうございます!
美味しいうどんにサクサクの天ぷら。
みんなの素敵な笑顔が溢れていました。
レヴォ・プアン
マメ・ぺぺ
ブロリー・ジオウ
シロ・チビ
クッキー・ミケ
ヒロ・アイス
チャンプ・トムヤ
マリン・エコーズ
ゴマ・アズリン
ミッキー・ミツノリ
モンブラン・あっちゃん
イエロー・ラッキー
イスコ・ミント
さっちゃん・クー
ブウ・トライ
ハヴィ
そして今回は調理当番のイスコ・ぶう・ミケ・さっちゃんがトッピングの食材の用意や盛り付けをしてくれました。
日頃の調理で身につけた腕を振る舞う良い機会になり、自信にも繋がったことと思います。
調理当番を通して学んだ責任感も発揮し、また1つ成長することができましたね。
楽しいイベントはあっという間に過ぎてしまいました。
今回のイベントでも手が空いてしまったら積極的に手伝い、常に協力しながら進めることができていました。
集団生活ならではの助け合いの精神も更に育まれました。
もちろん後片付けも、きっちりと行いました。
楽しいイベントはみんなで協力し合い、最後までやり切ります。
誰かがやってくれるだろうとは決して思わず、協調性はもちろん、自主性も発揮していました。
今回のイベントも大成功に終えることができたのはみんなが成功させたいという共通の強い想いがあったからです。
みんな達成感に溢れた表情をしていました。
また1つ素敵な想い出ができましたね。
まだまだ今月も楽しいイベントが待っています。
次はどんなイベントが待っているか楽しみですね。
【本日のトピックス】
今日は楽しかったイベントに負けないくらい嬉しいニュースがあります。
セカンドスクールの課程を無事に修了したピポが卒業しました。
寮生活に於いて、どんなことにでも真剣に向き合い、仲間からも頼られていたピポ。
様々なプログラムや当番の役割、たくさんの活動の中でたくさんの経験を積んできました。
特に調理当番としては新しく当番になった生徒に対して優しく教えてくれ、仲間にとって心強い存在でした。
親元を離れての寮生活で学んだことの数々。
引きこもっていたあの頃は正面を向いて素直に伝えることができなかったかもしれません。
日々、想っていた両親への感謝の気持ちを手紙に込めました。
どんなに離れていてもいつも応援していてくれた両親へ、感謝の想いはどんどん溢れてきます。
今は自信を持って伝えることができます。
たくさんの素敵な想い出が詰まった卒業証書。
仲間と共に喜び合ったこと、楽しかったこと、時には辛かった時もありました。
しかし、どんなことも自身の成長に繋げることができました。
今ならどんなことでもがんばれる!
揺るぎない自信を持つことができています。
今日、新しいスタートをきり、明るい未来へ続く道を歩み始めました。
時には下を向きたくなってしまうことがあるかもしれません。
しかし、そんな時は仲間と共にがんばってきたあの頃のことを思い出してください。
必ず前に進むことができます。
この先に待っている輝かしい将来に向かってどこまでも突き進んでください。
ピポ!
本当に卒業おめでとう!