軽作業プログラム
施工作業

2020年11月24日

先週までの暖かさと違い、週が明けてからは本来の寒さが戻りつつあります。

11月も下旬となり、本格的な冬の訪れまでもう少しですね。

しかし、セカンドスクールの生徒達にとっては寒さなんてなんのその。

寒さに負けないくらい情熱を燃やしています。

以前より、軽作業プログラムの一環として取り組んでいた木工作業。

実際の店舗での本格的な施工が開始しました。

 

 

普段の作業とは違う大掛かりな作業に子供達のやる気は漲っています。

1ヶ月以上前から入念に準備をしてきました。

雨の日も風の日も日が暮れても、生徒達はやりがいを持って取り組んできました。

待ちに待った施工の日。

朝早く暗い内から資材の搬入をしました。

 

 

朝の厳しい冷え込みも気になりません。

前日の内から搬出しやすい様に用意をしました。

限られた時間を有効利用します。

 

 

この日の為に、大型トラックも用意していただきました。

膨大な資材や作業に必要な機器も一度に運ぶことができ大変助かりました。

朝早くから子供達の掛け声が響いていました。

 

 

搬入の際も仲間同士協力して進めました。

就労支援組の生徒達は職業訓練の一環として取り組んでいます。

ゴマも積極的に声を出し、ミケも真剣に作業に取り組んでいました。

 

 

スクールでも現場でも日頃から身につけている協調性を最大限に発揮します。

大変な作業だからこそ、連携プレーが大切になってきます。

多少のトラブルもありましたが、すぐに対処し、時間を無駄にすることなく取り組みました。

 

 

施工で必要となるスキルも練習を積んで着実にものにしてきました。

練習の甲斐あってマメは現場で見事な腕前を披露していました。

周りの生徒にとっても心強いですね。

 

 

もちろん丁寧な作業も忘れません。

トライはミリ単位で計算し、寸法に間違いがない様に丁寧に進めてくれました。

ミスをできるだけ無くすことは現場では重要ですね。

しっかりと確認をしつつ取り組んでいました。

 

 

共に共通の目標を掲げてきたからこそ、助け合いの精神も光ります。

チビ・アイス・ブライツは常に声を掛け合い、見事なチームプレーを発揮していました。

大きな声掛けは安心・安全な作業にも繋がります。

 

 

また作業に徹することが全てではありません。

女子生徒のブウはみんなのお昼ご飯の準備を手伝ってくれました。

お店の方に用意していただいた絶品料理。

 

 

みんなの疲れをとり、更なるモチベーションの向上に繋がります。

一生懸命がんばっている仲間のことを想い、思いやりの気持ちも光っていました。

美味しいご飯を食べて、続きの作業も更にやる気になりますね、

 

 

陽が暮れても作業はまだまだ続きます。

ここまでは終わらせるんだ!

作業が後手後手にならない為にも時間とも戦いながら作業を進めています。

 

 

ブロリーも陽が落ちて明るさが足りなくなった時こそ、ミスをしない様に気をつけて作業にあたっていました。

慎重な作業、細かな確認は絶対に疎かにしません。

みんなで最高の物を作り上げたい!

持ち前の元気で疲れなど感じさせない動きをしていました。

 

 

子供達のやる気には脅かされます。

誰一人として手を休めることなく集中して作業に取り組むことができていました。

作業が大好きだからこそ時間が経つのも忘れて没頭することができます。

やりがいと充実感を味わえる貴重な経験は、子供達の成長を加速させます。

新たな一面を見せてくれる生徒がたくさんいました。

明日も引き続き施工がありますが、みんなまだまだやる気に満ち溢れています。

全てが完成した時、、、

どんな光景が目に映るでしょうか?

きっと今まで経験したことのない達成感を味わえるに違いありません。

明日もケガに気をつけて安心・安全な作業を徹底していきましょう!

 

【本日のトピックス

昨日11月23日は勤労感謝の日でした。

勤労感謝の日は、もともと新嘗祭と呼ばれる皇室の行事を行う祭日でした。

新嘗祭は、「新しい穀物を奉るお祭り」で、その年に収穫された新しい穀物を神様に捧げて、感謝するとともに、国家の安泰や国民の繁栄を祈りました。

勤労感謝の日は、「勤労」に対する感謝をする日とされ、もともとの新嘗祭は穀物の実りを神に感謝するものでしたが、現在では「働く人」に対する感謝の日になっています。

 

 

生徒達はいつも応援してくれている家族へ感謝しています。

どんなに離れていてもあたたかく見守ってくれている家族への想いは忘れません。

寮生活で日々学び、たくさんのことを身に付けています。

親元を離れての生活でも元気にがんばっているということが感謝を伝える1番の気持ちになりますね。

いつか社会に出て、自分が勤労感謝される側になった時、みんなどんな想いをするのでしょう?

あの時がんばったから今の自分がある、、、

そう想える日は必ずやってきますね。