生活の様子
イベント前夜

2020年5月22日

今日も朝からシトシトと冷たい雨が降り続き、肌寒い1日となりました。

春らしい陽気が続く中での寒の戻りを表す『若葉寒』という言葉があります。

文字通り、若葉も震える様な冷たい空気という意味です。

 

しかし、イベントに向けての生徒達の熱気は衰えることを知りません。

今日も朝からスタッフも生徒も細かい作業に真剣に取り組んでいました。

 

 

楽しみにしているイベントを更に盛り上げる大道具。

ウクレレ演奏会に花を添えるハワイアンな作品は大詰めを迎えています。

アイス・ピポ・マメ・ポム・ミッキー・マリンは積極的に木工作業に取り掛かりました。

 

 

木工作業の経験も増え、教えてもらった手順や作業工程はいつしか身体が覚えるまでになっています。

また仲間の動きを見つつ、時間を有効活用するべくお互い声を掛け合いながら進めていました。

いくら慣れたからと言っても基本に忠実です。

安全第一の心掛けは忘れません。

 

 

仲間と協力し合う作業は協調性を育みます。

集中した作業と会話のコミュニケーションで時間はあっという間に過ぎてしまいます。

興味ややりがいを持つことができる活動は生徒達の成長に欠かせません。

 

 

日が暮れて夜になっても作業は続きました。

子供達の意欲的な気持ちには感心させられます。

「焦る時ほど丁寧な作業」の精神を忘れず取り掛かりました。

 

 

子供達のがんばりもあり、大道具も無事に完成しそうです。

今回作成した作品はイベントの際に必要不可欠なものとなることでしょう。

ウクレレ演奏会が今から待ち遠しいですね。

明日は雨予報ですがきっと『希望のトンネル』にはワイキキの眩しい陽射しが差し込むでしょう。

その姿はルカも、そして新しい家族のツバメ達も素敵なひと時を過ごすことでしょう。

 

 

一方、ウクレレ練習も大詰めを迎えています。

本番に向けてプログラムの合間を縫って一生懸命練習してきました。

想いは1つ「楽しみたい!」

初めて演奏する曲。

もちろんすぐには弾くことはできませんでした。

しかし、チームメンバー・ルームメイトと練習し見事に弾き語りができる様になったこと。

達成感や充実感を得ることができましたね。

きっと最高のステージが待っています。

 

 

以前のウクレレ演奏会で見事なクラシックギターの腕前を披露してくれたブロリー。

今回も演奏会の為に新しい曲を練習してきました。

思い通りに弾けない時もありましたが、何度も練習を積み重ね壁を乗り越えてきました。

今ははっきりとステージに続く道が見えています。

演奏会が待ち遠しいと笑顔で話してくれました。

 

 

一方、キッチンではミント・ハヴィ・トライがイベントに向けて食事の仕込みをしていました。

なんと今回はウクレレ演奏会とグリルイベントの合同企画です。

イベントとしてのボリュームも十分すぎる程で、生徒達も楽しみを押さえきれない様です。

 

 

いつもの調理と少し違った作業も楽しみな様で、素敵な経験としても残ります。

美味しい料理に喜ぶみんなの姿を想いながら丁寧に仕込んでいました。

今回のイベントも子供達にとって最高の想い出となることでしょう。

 

【本日のトピックス】

イベントに使用する食材を仕入れに市場に行ってきました。

市場の人との触れ合い、人との会話を大切にしています

会話をしている中で、明日ウクレレのイベントとグリルイベントを同時に開催する話に発展しました。

「よし!わかった!これは私からの気持ちです。」

と言って大量の新鮮なマグロのカマを頂きました。

「こんなにいっぱい!いいんですか?」

「いいんだよ!ただ先生達ではないよ。子供達に食べさせてあげてね。(笑)」

という言葉があった上で、ちょうどうちの調理スタッフは腕利きの和食の達人なんです。

どういう料理に化けるのか今から楽しみです。

 

 

 

やはり活動を理解していただき子供達の為に、、、

そのお気持ちは本当に嬉しくて感謝しかありません。

我々がこの活動をやってよかったと思える瞬間でもあります。

日々、保護者様の方々からの差し入れや寄付で子供達は本当に豊かに生活させていただいております。

大変恵まれていることと思います。本当にありがとうございます。

この場をお借りして私からもお礼をさせてください。