軽作業プログラム
協調性

2020年1月16日

こんばんは。

セカンドスクール

サポーターの西沢です。

最近、木工作業に取り組む時間を多く用意していますが作業を通じて仲間同士の助け合い、思いやりの心がより一層育まれています。

スキルはもちろん、作業中の会話のコミュニケーションも捗ります。

物作りが好きな生徒達にとって時間が過ぎるのを忘れてしまうほど没頭できる時間は楽しみの1つになっている様です。

作業に慣れてきたこともありますが、頭の中で次はどの様に進めていくか、考えながらの作業で更に効率よく進めることができますね。

今日も午前中から木材の焼き入れと削り出しの作業を進めました。

同じ作業の繰り返しでも集中力を切らさず進めることができていました。

天気は良かったのですが、普段より風が強くなかなか焼き入れの作業が進みませんでした。

そんな中、マーシーは日頃の木工作業で身についたスキルを活用し、あっという間に端材を使って風除けを作ってしまいました。

作業スピードが落ちない様に自分達の手を使って工夫しています。

数分で作った風除けは効果的面!

みるみる焼き入れが捗ります。

自分達の作業箇所だけではなく、他の仲間の分の風除けも作ってくれました。

焼き入れ係と風除け係の共同作業で協力し合いながら進めていきました。

プクトとミッキーのペアも進み具合の違いを実感して、とても嬉しそうでした。

削り出しの作業も後手後手にならない様、焼き入れの出来上がりを気にしつつ進めていました。

周りを見て状況確認しながらの作業も大事ですね。

作業台ではレヴォが相棒であるウクレレを塗装していました。

オリジナルの色を作る為、色と色を合わせ、少しずつ調整します。

何度も何度も重ね塗りし、1つの作品を作り上げていました。

午後からは木工作業・農作業プログラム・デイサービスのボランティア活動に分かれての活動をしました。

農作業プログラムでは苺のビニールハウス内の苗に水やりをした後、床の清掃をしました。

キレイに保つことは作物を育てる上でとても大事ですね。

ラムも長い通路の端から端まで丁寧に掃き掃除をしてくれました。

時折振り返りながら、掃き残しがないか確認しながら進めていました。

2度手間にならない様に意識することも時間を有効活用する為に必要なことですね。

一方、スクールの倉庫内ではプチとチビがスペースを有効活用できる様に端材を組み合わせて棚を作ってくれていました。

実用性を最優先にどこにどの様な幅の棚を作るか意見交換や実際に仮棚を作って進めていました。

場所が決まったら早速作業に移っていました。

きっちりと採寸し丁寧な作業は出来上がりにも影響してきます。

せっかく作るならより良いものをという想いでこだわりを持って進めていました。

もちろんメインの木工作業でも当て木でしっかりと固定し、ズレが出ない様にしていました。

1人ではなく仲間との作業で協力し合い、更に協調性を育むことができていました。

作業中、先日生徒達の活動に感動していただいた地域住民の方が今日も散歩中に足を止めてくださいました。

あの時ご覧になった完成した作品を見ていただき、改めて感動されていました。

生徒達が作ったとは思えない作品に感銘を受けていらっしゃいました。

夢中で作業をする生徒達へのあたたかなお声掛けで更に活動意欲にも身が入りますね。

生徒達もとても嬉しそうでした。

そしてレヴォにとって初めてのデイサービスでのボランティア活動でした。

初めてでどの様にしていいかか分からなくても仲間がわかりやすく丁寧に教えてくれるので安心ですね。

利用者さんとの交流のひと時でもレヴォは緊張することなく素敵な時間を過ごすことができました。

今日の活動は折り紙でしたが手先が器用な生徒達にとって、会話も自然と進みやりがいを持ちながら活動することができていました。

今日の経験を次回の活動に活かせる様に取り組むことで、更に交流は楽しくなりますね。

どんなことを話そうかな?

どんなことをしようかな?

どんなことを教えてもらおうかな?

ボランティア活動を始め、様々な活動においてたくさんの経験を積み上げていってくださいね。