生活の様子
一心団結

2019年10月12日

こんばんは。

セカンドスクールのサポーターの

ニシザワです。

すでに報道などでご承知の通り台風19号の影響がセカスクにも及んでいます。

昨日より災害緊急対策本部をスクール内に設置し、各機関と密に連携をとり様子を見ていましたが警戒レベルが4にあがり避難勧告が出されましたので、生徒全員一斉避難を実施しました。

台風のピークはすでに過ぎましたが、この後浸水位の状況が心配です。

関係者のご協力によりセカスク専用の避難場所をご用意いただき、生徒たち皆笑顔で過ごせています。

すでに就寝時間を迎えており、寝静まっておりますが今夜はいつも以上にスタッフを増員し夜明けまで警戒にあたります。

ほとんどの生徒たちにとって災害による集団避難事態初めてでした。

セカスクでも開校以来初めての試みでしたが、土壇場になってこそ生徒たちの底力が見えてくるものです。

避難に向けての準備の際も防寒・防雨対策をそれぞれ仲間同士声を掛け合い、協調性を存分に発揮しており正直驚きました。

いざという時に発揮できる団結力は目を見張るものがありました。

普段おとなしい生徒も俊敏な動きを見せ避難場所に向かうことができました。

道中も隊列を乱すことのない集団行動で雨で声が届きにくい中、声を掛け合い常に安否を確認しながら避難しました。

無事に避難場所に到着することができ、生徒たちもホッとした表情を浮かべていました。

いつもと違う環境の中でも、地域住民方への挨拶やお年寄りの方への配慮の言葉を掛けている姿をがありました。

親元離れた集団生活で身についた様々なことを生徒たちは実行に移すことができていました。

この後の警戒レベルが心配ではありますが、生徒達にとって明日もまた新しい夜明けが訪れます。

今回の体験が生徒達を更に成長させてくれることでしょう。

避難生活の中でも、生徒間で新しいコミュニティが生まれているようで今まであまり会話がなかった生徒間でも互いを支え合うことができていました。

保護者様のご自宅周辺は大丈夫でしょうか?

子供達からも保護者様を心配する声が頻繁に上がっていました。

被災状況によっては長期間の避難生活も予想される為、食糧や飲み物などは担当スタッフにより充分な量を搬入車両にて持ち込んであります。

トイレや洗面台なども確保してあり衛生面での心配もありません。

避難場所では暖かい毛布の貸し出しをしていただきました。

避難所関係者によるお心遣いがあり安眠に繋がった様です。

今回非常事態の為、写真を掲載してのブログが更新できず申し訳ございません。

次回は生徒の元気な姿を掲載させていただきます。