軽作業プログラム
看板制作

2020年11月22日

今日も日中は気持ちのいい秋晴れに恵まれました。

来週も気温は下がるものの、天気に大きな崩れはない様でひと安心です。

 

 

なぜなら明日からはいよいよ、実際の店舗での現場作業が始まります。

この日の為にみんな一致団結して下準備に取り組んできました。

木工作業が得意な生徒達も、今回の作業を通じてスキルアップしました。

作業内容はまさに職人の方と同様のレベルです。

腕利きはよくなり、またひと回り逞しくなりました。

現場での作業では、新たな発見・新たな学びが待っています。

 

 

工事の日にちが近づくにつれて生徒達からも緊張感が伝わってきました。

また大掛かりな工事に子供達は期待を持っています。

どんな作業でも安心・安全の心掛けは忘れません。

今回の現場は人の通りも多く、道路に面した店舗での作業となる為、歩行者並びに地域の方々への安全を確保する為にも木工作業と並行して看板作成も行いました。

 

 

イラストを描くことが得意なプアン・ジオウ・ブウ・アズリンが主体となり、オリジナルデザインの看板に施してくれました。

完全手作りで、完成度を重視して進め、文字の1つにおいても徐にボードに書くのではなく、しっかりとマスキングテープで貼り、文字を抜く手法できっちりと仕上げ、完成度を意識しながら進めました。

満足いくできに、嬉しそうな表情をしていました。

 

 

自分の好きなこと、得意分野を最大限に発揮できたことでやりがいと達成感も味わうことができましたね。

とても貴重な経験になりました。

明日からの作業の際に役立つこと間違いなし!

明日から現場に入りますが、『備えは常に』の精神を忘れることなく取り組んでいきましょう!

 

 

午前中は定例となっている部屋ミーティングを実施しました。

ルームメイトとの話し合いの場は集団生活に欠かせません。

より良い生活を送る為にも意見交換は積極的に行います。

ピポとハヴィとヒロの部屋ではイスコが率先して意見を出していました。

寮生活にもだいぶ慣れてきた様で、しっかりと自分の意見を伝えることができていました。

明日からの1週間も有意義な生活を送ることができそうです。

 

 

また女子部屋のミーティングでは、アズリンが率先して書記をしてくれました。

自分ができることを前向きに取り組むことは素晴らしいですね。

1つ1つ経験を積み重ねて着実に成長していきましょうね。

今日の部屋ミーティングも各部屋、意味のある話し合いの場にすることができていました。

 

 

セカンドスクールの本棚には保護者様、ボランティアスタッフの方々から寄贈していただいた本がたくさん貯蔵されています。

小説やエッセイ、ビジネス書などジャンルが豊富です。

本を読むことが大好きな子供達にとって有意義なひと時を過ごすことができます。

どんな本を読み、どんなことを想うのでしょう?

読書をすることで読解力が高まり想像力が磨かれます。

 

 

社会復帰に向けて活かすことができる本も何冊もあります。

また、知識が増え日常生活でのヒントを貰うこともできますね。

書籍は寮生活を送る生徒達にとって欠かせない存在となっています。

 

【本日のトピックス】

秋が深まるに連れて、木々の葉も色が変わり始めています。

赤や黄色、緑のコントラストは色鮮やかで見ていてリラックス効果が得られますよね。

ルカの散歩道にも色が変わった木々がたくさん生えていて、秋の楽しみを満喫できます。

紅葉が終われば徐々に葉が落ち始め、本格的な冬がやってきます。

 

 

葉が落ちてしまっても、落ち葉が絨毯の様に敷き積まれ、更に風情を感じることができます。

今だからこそ楽しめる、幾重にも色が重なる景色。

感情豊かな子供達にとって素敵な景色を見て何を感じるのでしょう?

自然の風景は癒し効果抜群ですね。