生活の様子
細かく丁寧に
2020年6月5日
生徒達にとって楽しみの1つであるウクレレ演奏会。
今月の演奏会に向けて本腰を入れて練習をしています。
プログラム終了後にはお互いが声を掛け合って練習に励む姿が多く見られます。
毎回違う選曲はもちろん、難易度の高い曲にも向上心を持って取り組んでいます。
仲間がいるからこそ一緒に取り組める楽しさ。
リビングにはウクレレの素敵な音色が響いています。
練習内容も様々で、テンポやリズム感・コード進行・ストロークなど1つずつ区切って取り組み、着実にモノにしています。
8ビートや16ビート、カッティング、アルペジオなど弾き方にもこだわりを持つことで演奏の幅も広がりますね。
毎回難易度の高い曲を披露してくれているアイスとリムル。
楽譜のコード進行で気をつけないとならないところなど1つずつ確認しながら練習をしていました。
練習に裂く時間を惜しむことなく、何度も何度も繰り返し練習を積み重ねる努力が素敵なステージ披露に繋がっています。
午後のプログラムではお世話になっている老人ホームの利用者さんへの贈り物であるランチョンマットを作成しました。
7月の行事のイラストをたくさん散りばめます。
七夕やお祭り、海や山など季節感溢れるイラストに色付けをしていきます。
細部にまでこだわった色塗り。
仲間のアイデアやアドバイスを積極的に取り入れています。
シロとトライはチビと意見交換をしながら進めていました。
枠をはみ出さず丁寧に塗ることで集中力も身につきますね。
愛情を込めたランチョンマットは利用者さんにとっても毎月の楽しみとなっていることでしょう。
素敵な作品を焦らず、じっくりと制作していきましょうね。
『希望のトンネル』の燕の巣にも変化がありました。
先日までは親鳥がじっと卵を温めている姿がありましたが、巣の真下を見ると卵の破片が落ちていました。
どうやら新たな希望が生まれた様です!
まだ鳴き声は聞こえてきませんが、せっせと餌を運ぶ親鳥の姿がありました。
巣へ耳を傾ける楽しさもありますね。
早く元気な鳴き声が聞こえてくることを生徒・スタッフ一同、心待ちにしています。
【本日のトピックス】
朝から晴天に恵まれ、物干し竿には洗濯物が棚引いていました。
寮生活では自分の衣類は自分で洗濯します。
今まで洗濯する習慣がなかった生徒も自立に向けて経験を積んでいます。
ただ徐に干すのではなく、大きい衣類は外側へ、小さな衣類は内側へと洗濯物の干し方に関してもレクチャーしています。
なぜこの様に干すのか?というところから学び細かいことも1つずつ身につけています。
レヴォとブロリーも洗濯干しの意識も変わったと話していました。
もちろん前日のうちに天気予報を確認して、計画的に洗濯する取り組みも行っています。
寮生活で学んだことはいつか自立をする時に必ず役に立つことでしょう。
セカンドスクールで学んだことを卒業後も家事の手伝いに活かしてもらえればと思います。