生活の様子
感謝の想い
2020年4月5日
こんばんは。
セカンドスクール
サポーターの西沢です。
セカンドスクールでは定期的に保護者の方と生徒を交えての三者面談を実施しています。
親元を離れての寮生活で両親と過ごすひと時はかけがえのない時間であり、何よりの楽しみです。
遠い所わざわざ自分に会いにきてくれた、、、
感謝しても仕切れない想いがあります。
スクールライフの中で学んだこと・身につけたこと・話したいことはたくさんあります。
嬉しさから緊張のあまり伝えたいことを伝えきれなかったと面談後に涙をこぼす生徒もいます。
しかし、明るい表情を見れば一目瞭然。
日頃どれだけがんばっているか
引きこもっていたあの頃と何が変わったか
ちゃんと両親に伝わります。
離れているからこそ両親のありがたみがわかり、感謝の想いはどんどん大きくなっていきます。
昨日もアイスの三者面談がありました。
最近はプログラム以外でも調理実習の時など活躍の場がたくさんできています。
今まで料理を作ったことはありませんでした。
しかし、1つ1つの経験を積み重ね料理が楽しいと感じる様になりました。
自立へのスキル以上に
いつか両親に愛情たっぷりの料理を振る舞って親孝行したい、、、
その想いが日々の成長に繋がっています。
次回の面談時にはまた何回りも大きくなった姿を見せることができるでしょう。
そして今日は嬉しいニュースがあります。
セカンドスクールの課程を修了したタカとウサが卒業しました。
セカンドスクールでの生活をスタートさせたあの日から『小さな目標・小さな達成』を繰り返し積み上げてきました。
どんなに離れていても、いつも自分を応援してくれあたたかく見守ってくれていました。
あの頃の自分にはもう戻らない!
新たな決意と感謝の気持ちを手紙に込めて伝えました。
受け取った卒業証書はどんな時・どんなことでもがんばって、やり切ってきた証です。
あの頃は会話をするのが嫌でした。
しかし仲間と過ごす時間の中でいつしか会話は楽しみになっていました。
高校に進学したいと決めたあの日から、まだ暗い早朝に起床し受験勉強に励みました。
以前の様に笑顔で食卓に並んだ鍋で一家団欒の時を過ごしたい。
これからやりたいことはたくさんあります。
新たな学校生活での目標も将来の夢もしっかりと持っています。
2人の卒業式が終わる頃には、どんよりとしていた雲は晴れ、眩しいほどの太陽の光が注いでいました。
太陽もこれから2人が歩む道を照らしてくれていました。
どんな時でもニコニコと素敵な笑顔を見せてくれていたタカ。
その笑顔はみんなに元気と安心を与えてくれました。
これからも笑顔を忘れず明るい未来に向けて突き進んでください。
門出の際の記念撮影。
ウサの元気がなかった時に伊原施設長が考案した『マハロ』のポーズ
下を向いていたウサも魔法の合言葉で一瞬にして笑顔で元気になりました。
これからもし辛い時があっても『マハロ』のポーズをとれば必ず元気になることでしょう。
今日新たなスタートラインに立ちました。
これからが本番です。
タカ!
ウサ!
卒業おめでとう!!