生活の様子
ニューフェイス

2020年2月10日

こんばんは。

セカンドスクール

サポーターの西沢です。

2月に入り冷え込む毎日が続きますが、清々しい青空も続いていますね。

そんな天気の様に今日は素敵なニュースがあります。

先日入寮し、無事に入寮プログラムを終えたブウが集団生活をスタートさせました。

いつも笑顔で優しい生徒さんです。

日々の課題を通じて自分と向き合い、自分に打ち勝つことができました。

自身との会話があったからこそ、過去の自分を知り・今の自分を見つめ・これからの自分を考えることができました。

なかなか勇気が出ず踏み出せなかった一歩を踏み出したことは、大きな自信になったことでしょう。

合流後も変わらぬ笑顔で早速みんなと打ち解けることができました。

今日からは1人ではなく、仲間と共に歩みます。

集団生活・プログラムで身につくことはたくさんあることと思います。

1つ1つ積み重ねて、たくさんの素敵な想い出を作っていきましょう。

同室のポパイもブウにとって頼もしい存在です。

日頃の老人ホームでの交流を通じて身についた『思いやり』の精神はブウに安心感を与えています。

個室からの引越しの際にも率先して手伝ってくれました。

早くもお姉さんと妹の様な関係を築いて仲睦まじい様子でした。

これから居室でのガールズトークも盛り上がりそうですね。

さあ、スクールライフを存分に楽しんでいきましょう。

『スクールではちゃんとできていても家に戻った途端元に戻るのではないか?』

保護者様から寄せられるご相談の中で最も多いお問い合わせです。

その不安を解消するツールとしてセカンドスクールでは『スクーリング制度』を設けています。

セカンドスクール卒業後に定期的にスクールに生徒に来校して頂き卒業後の近況の答え合わせをする機会です。

もちろん遠方でスクールへの登校が難しい場合、担当スタッフがご自宅に訪問するスタイルもとらせて頂いております。

先日も卒業生のマーがスクーリングに来てくれました。

前回自ら設定した課題を達成できたかの答え合わせや近況の報告、また相談事や悩み事などを打ち明けてもらい、我々が直接アドバイスできる機会は卒業生にとってとても心強い様です。

毎回スクーリングの度に成長していく姿を間近で見ることができ、我々も活動の励みになっています。

 

今回もマーからたくさんの話が聞けました。

その中でも「全てがうまく行き過ぎて、楽し過ぎて、、、その内何か嫌なことが起きるんじゃないかなぁ?なんて思うんですよねぇ。」と、満面の笑顔で話してくれました。

我々にとって何とも嬉しい相談です。

お迎えの時、あれだけ踠いて引きこもっていた子が、、、

願っていましたが今日この言葉が出てくることは想像はできませんでした。

でもこれが現実なんです。

スクーリングを通じて、今後も本人からこの様な嬉しい報告を受けたり、何より元気な笑顔が見れることが楽しみです。

マーの補助輪が外せる日も近そうです。

また生徒達の個性を豊かにする為の場所の1つに『音楽室』があります。

自ら軽音部を設立し、音楽好きの生徒達が毎日集まる憩いの場所になっています。

引きこもっていた子達が思いがけない環境の変化の中で新たに体験したことで、自らスイッチを入れ、夢中になり取り組めることを見つけられたことは大変素晴らしいことです。

今日の午後も音楽室ではブライツ が演奏を楽しんでいました。

生徒達の音楽に対する気持ちは意欲的で、最近は作曲?にも取り組んでいる様子です。

今では『音楽なしの生活は考えられない!』と話す生徒も大勢います。

ウクレレ演奏・プログラムから始まった音楽活動は集団生活の中で、今や『バンド』という新たなコミュニティを作る様になりました。

それは生徒達自身の楽しさを追求する純粋な気持ちがあったからです。

『音楽』は扉であり入口の1つに過ぎません。

これだけ音楽に打ち込むことができたんだ!

目標を立ててできるじゃないか!!

次の扉への飛躍が楽しみです。

明日も音楽室からは素敵な音色が響いていることでしょう。

保護者様からマスクの差し入れを頂きました。

マスクの需要が高まり手に入りづらくなっている中で、子供達に安心してプログラムに参加して欲しいというお心遣いからです。

こういった保護者様からの温かいご支援により、離れて生活している子供達にも愛情は伝わりますね。

本当にありがとうございます。

今日からまた新しい一週間が始まりました。

みんなでがんばっていきましょう!