ひきこもりの定義って?

2018年2月14日

みなさん、こんにちは。セカンドスクール事務局です。
本日からひきこもりなどを中心としたコラムを不定期配信していくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

第一回目のテーマは、そのものずばり『ひきこもりの定義とは』についてです。
今では言葉として広く認識されている「ひきこもり」ですが、いったいどういう状態を指す言葉なのでしょうか?また、ニートとの違いはどこにあるのでしょうか。

 

厚生労働省の定義では、「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」をひきこもりと定義しています。
そして、ひきこもり状態の家族がいる世帯は32万世帯と推計されており、決して少ない数字とは思えません。

 

一方、ニートとは仕事や学校に行かない状態は同じであるものの、他人との交流は比較的、厭わない若年層(34歳以下)を指していることが多いようです。

こちらも内閣府の統計で56万人程度がニート状態と推計されています。しかし、実際にはもっと多いと言われることもあるようです。

 

いずれにしても、本人はもちろん、御家族の皆様だけでは解決できないケースも増えてきています。ご家族だけで思い詰めずに、専門家や自治体の相談窓口などを活用してみてください。